宇宙で活躍する捜査官を主人公にしたコミックをもとにリュック・ベッソン監督が作り上げたSFアクションです。
予告編を観て、これは大きなスクリーンで楽しみたいなあと思っていました。
宇宙ステーションの中がこんなことになっているとは…とビックリの展開が面白かったです~
休憩時間を気持ちよく過ごしていたヴァレリアン捜査官(デイン・デハーン)は、不思議な夢で起こされます。
それは美しい星が突然の災害で破壊されてしまう夢で、夢に出てきた少女の衝撃をそのまま受けたようでした。
間も無く、相棒のローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)と共にコックピットに戻った彼は
夢のことは忘れて彼女を口説き始めます。
誰もが認める美女のローレリーヌはそんなヴァレリアンの言葉には耳を貸さず、次の任務の確認を始めます。
任務の成功率を誇るヴァレリアンは気軽に計画書を読んでいないと答えると、再び彼女を口説き始めました(^^ゞ
それにしても、期待通りの潔さですね~
幸福に包まれた美しい星が滅びる衝撃のシーンから始まって、命懸けの極秘ミッションや
巨大な宇宙ステーションを巡る陰謀などスピード感のある展開に引き込まれます。
でも、テーマはひとつ。
どんな時でも愛のある行動が一番だということです!
プレイボーイのヴァレリアンは女の子好きとか言いながら、本当の愛を知らないのかも知れません。
しっかりもののローレリーヌは、そのことに気が付いています。
だからこそ進展のない恋なのですけど、
危険な任務の中でお互いの大切さを実感していく展開が楽しかったです。
スピード感溢れるビックリな未来の世界とカラフルな色彩と、スレンダーな美女たちの存在感に
リュック・ベッソン監督らしいなあと感じました。
観終った時、すっきりとストレスが飛んで行ったような気がした1本です。
監督:リュック・ベッソン 出演:デイン・デハーン カーラ・デルヴィーニュ クライヴ・オーウェン リアーナ イーサン・ホーク ハービー・ハンコック
2017年 アメリカ 原題:VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSAND PLANETS
(20180411)
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公式サイトはこちらへ http://www.valerian.jp/