マーク・ウォールバーグが無敵のヒーローになっていました!

スワガー(マーク・ウォールバーグ)は元海兵隊のスナイパー。
2キロ近い距離の目標を打ち抜く腕を持っている。
だが、エチオピアの戦場で戦友を亡くした後は、山小屋で孤高の生活を送っていた。
今、友と言えるのは、子犬の頃から育てた愛犬だけだ。
そんな彼の元へ大佐と名乗る男が訪ねて来た。
大統領の暗殺計画が進行しており、しかも1.6キロ以上の距離から狙われるようだと言う。
そして、スワガーの腕を見込んで暗殺計画を予測して欲しいというのだ。
断ろうとするスワガーだが、やはり事が事だけに断りきれず大佐に協力をする。
しかし、それは彼に死をもたらすような大きな罠だった…

なぜ、大佐はスワガーに近づいてきたのか。彼の狙いと目的は何か。
罠に落ちたスワガーが持ち前の腕とサバイバルの知識を駆使して謎へと近づいていきます。
銃に撃たれて手負いになったスワガーの逃避行と
用意周到に敵へ一歩ずつ近づいていく様子は面白くて、
さすがベストセラー原作だなあと思いました。

スワガーが真相に近づくに連れて、どんどん戦いがハードになって行きます。
向かってくる兵士たちはみんな倒してしまうし、もう、戦場で戦っているようです(^_^.)
(まあスワガーにしてみれば、どこでも戦場なのでしょうけど。)
素手で闘ってもあっという間に相手を倒してしまうし、銃を持たせたら正確無比。
深い知識を持ってすれば、スーパーマーケットの買い物で簡単に多様な爆弾を作ってしまう。
そんな、天下無敵で型破りなスナイパーに、マーク・ウォールバーグはぴったりでした(^^)
あと、『ワールド・トレード・センター』では消防士、『バベル』では警察官役だった
マイケル・ペーニャが今回は事件に巻き込まれる新米FBI捜査官になっていました(^^ゞ

アメリカを舞台にしていて、ここまで火薬を使った作品は久しぶりに観たなあと思った1本です。

監督:アントワーン・フークア 出演:マーク・ウォールバーグ マイケル・ペーニャ ダニー・グローヴァー  
2007年製作 アメリカ 原題:SHOOTER
(070514)