ウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンのかけ合いは、可笑しくて楽しかったです(^^)

三途の川の船上で知り合った女性から、連続殺人犯のスクープを聞きつけた新聞記者ジョー。
彼はどうしてもそのスクープをものにしたくなり、死神の目を盗んで幽霊としてこの世に甦った。
女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)の新聞記者としての思念を感じたジョーは
ちょうどマジックショーの舞台上にいた彼女にそのスクープを伝える。
サンドラはアメリカの大学で学生新聞を発行しているのだが、
張り切っていた有名映画監督のインタビューに失敗して落ち込んでいたところだった。
ジョーにスクープをものにしろと言われたサンドラは
ジョーから教えられた容疑者ピーター・ライモン卿(ヒュー・ジャックマンに近づく。
しかし、お互いの魅力に惹かれ、たちまち恋に落ちてしまった…

連続殺人事件の容疑者を追う女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)と
彼女に巻き込まれたマジシャンのスプレンディーニ(ウディ・アレン)、
そして彼らに容疑者として追いかけられるピーター・ライモン(ヒュー・ジャックマン)の織り成すコメディです。
出だしの幽霊話からラストまで、クスクス笑いっぱなしでした~

それにしてもウディのコメディにはイギリスが似合いますね。
ウディ特有のちょっと自虐ネタっぽいところも
イギリス在中のアメリカ人という設定で、よりしっくり来ている気がします。
そしてスカーレット・ヨハンソンはイギリス人から見ると心惹かれるアメリカ人そのものなのかな。
彼女の魅力が倍増していて、ハンサムな貴族も一目惚れしてしまうだろうなと納得でした。

楽しそうにマジック&トークをしているウディを観ながら
こんなに可笑しいなら、休日の劇場が満員になるのもなるほどなあと思った1本です。

監督:ウディ・アレン 出演:スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン ウディ・アレン
2006年製作 イギリス/アメリカ 原題:SCOOP
(071111)