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ダーウィン・アワード [た行]

出演がジョセフ・ファインズ&ウィノナ・ライダーなので、ちょっと捻くれているのかなあと思っていたら、
かなり愉快なコメディでした~

子供の頃にプロファイリングの能力を開花させたマイケル(ジョセフ・ファインズ)は市警殺人課の分析官。
鋭い観察力で事件解決のために活躍している毎日だが、弱点は殺人事件に付き物の“血”。
少しでも血を見ると貧血を起こして倒れてしまうほど、重度の恐怖症なのだ。
市内で発生している連続殺人事件の容疑者に気付いて追い詰めたのは良かったのが
容疑者を殴って流れた血を見た途端、気を失ってしまう。
まんまと容疑者に逃げられてしまったマイケルは、その責任のために市警を首になってしまった。
次の就職先を探していた彼は自分の能力を保険会社で生かそうと考える。
彼の提案に半信半疑の保険会社は、まずはお試し期間として
自社の調査員シリ(ウィノナ・ライダー)と組んでの実地調査を指示した…

“ダーウィン賞”とは最も愚かな方法で死んだ人へ贈られる、本当に存在する賞だそうです。
プロファイリングの調査の中で、人の死にはそんな愚かさから起きた死もあることに気付いた主人公は
保険会社の調査員と組んで、不思議な事故や申請について調査を始めます。
その調査対象の事件がみんな面白かったです~

一見普通に見える事故でも、実はありそうにもない出来事が起こった結果だったり、
勘違いやちょっとしたミスによって引き起こされていたりします。
まるでアワード賞勢ぞろい!という感じです。
そんな事故の結果を分析して発生過程を想像する主人公の能力はなかなか鋭かったです。

でも、もっと可笑しいのは主人公のマイケルも“アワード賞”的な人になっていることです。
死を恐れて慎重であるが故に、予防線を張ることで墓穴を掘りそうになってきます。
例えば固形石鹸を使ってシャワーを浴びると転ぶ可能性が高まって危ないと統計で知ったマイケルは
そのリスクを避けようと考えます。でも、その結果は… かなり笑えました(^_^.)

それにしても、久々に観たウィノナ・ライダーは相変わらず可愛かったです。
ちょっと不思議な主人公に対して、標準的な視点を持つ調査員シリを演じていたので
物語の中では彼女が最もいい子でした(^^)

人間への皮肉も込めつつ、でもかなり笑えるなあと思った1本です。

監督:フィン・タイラー 出演:ジョセフ・ファインズ ウィノナ・ライダー
2006年製作 アメリカ 原題:THE DARWIN AWARDS
(071115)


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コメント 4

たいちさん

コメディー映画のようですね。試写会を申し込みましたが、当らなかったようです。縁がないみたいですね。
by たいちさん (2007-11-18 11:02) 

non_0101

xml_xslさんへ
niceをありがとうございました!
by non_0101 (2007-11-18 17:26) 

non_0101

たいちさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
気の毒だけど不思議な亡くなり方をする人たちがたくさん出てきて
予想よりも楽しいコメディでした。
試写会はあまり回数が無いみたいですね。
もし観られる機会がありましたら、楽しんでくださいね(^^)
by non_0101 (2007-11-18 17:32) 

non_0101

アートフル ドジャーさんへ
niceをありがとうございました!
by non_0101 (2007-11-19 00:40) 

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