あの有名な主題歌は知ってますけど、ストーリーは全く知りませんでした(^^ゞ

レーサー家の次男スピードは、いつもカーレースのことで頭がいっぱい!
授業やテストもそっちのけで、レースのことを考えては楽しそうにしていた。
実はお父さんはレース用の車を手がけ、兄は腕の良いカーレーサーという、飛び切りの一家なのだ。
だが、家族思いの優しい兄が突然、家を出てしまった。
そして間も無く、ロードレースの最中に事故死してしまう。
そんな兄への想いを胸に、スピードは今日もレースに挑んでいた…

予告編を観た時は、うわ~どうだろう…?と思ってしまったのですけど、なかなか楽しかったです(^^)
レースにかける人生を選んだ主人公と恋人、そして家族たちの強い絆が描かれていました。

“スピード・レーサー”って主人公の名前だったのですね(^_^.)
“レーサー家のスピード君”なんて名前をつけられたら、もう人生は決定したようなものです。
レース中の事故で亡くなった兄の姿を追いかけるように車を飛ばすスピード。
彼の心の中には未だに兄の言葉が甦ります。
そして、その言葉が彼に精神的な強さを与え続けています。

成長して頭角を現してきたスピードに、早速、大企業が目をつけ始めます。
おいしい条件を提示して彼を手に入れようとした大企業のオーナーは
提案を断った彼に対して、とうとう業界の裏事情を語ってしまいます。
運転の腕を磨くことだけを考えてきたスピードにとって、レース界の裏事情は本当にショックなものでした(T_T)
そして、彼はある決心をします!
そんなスピードの活躍する姿をドキドキしながら観ていました(^^ゞ

それにしても映像が楽しいですね。
最初は目まぐるしいぞと思っていた色使いも、慣れてくると段々楽しくなってきたのが面白かったです。
また、主人公を演じたエミール・ハーシュが気持ち悪くなったというのも納得なほど
クラッシュ等でぐるぐる回る映像は迫力でした~

これはもう、思いっきり童心に帰って楽しむのが一番!と思った1本です(^-^)



監督:アンディ・ウォシャウスキー 出演:エミール・ハーシュ クリスティナ・リッチ マシュー・フォックス ジョン・グッドマン スーザン・サランドン
2008年 アメリカ 原題: SPEED RACER
(20080629)

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は7月5日以降の予定です。