クライヴ・オーウェン&ジュリア・ロバーツ主演のクライム・ストーリーです。
ライバル企業に雇われたスパイたちの諜報合戦が面白かったです~
2003年ドバイ。MI6のレイ(クライヴ・オーウェン)は
一人の美女(ジュリア・ロバーツ)に目を留め、声をかけた。
直ぐに二人は意気投合してベッドイン。だが、実はその美女クレアはCIAの諜報員だったのだ。
彼女は眠り込んだレイを横目にレイの持っていた機密文書をまんまと盗み出した。
そして数年後、それぞれの機関を辞めて企業スパイになっていた二人は
偶然N.Y.で再開を果たした…
元MI6と元CIAの男女の向かう先は一体どこなのだろうとドキドキしながら観ていました(^^ゞ
企業スパイの活躍を描いたクライム・ストーリーです。
現在と過去を行き来しながら見せる展開の中で、レイとクレアは愛し合ったり喧嘩したり…
そんな二人の関係はどうなるのか。二人の狙いは一体どこにあるのか。
そして、誰が誰を騙していてどこへ行き着くのか。
いろいろ考えられるような会話に頭を悩ませながら物語は進んでいきました。
強固な防備の中にある企業情報へどのようにたどり着くのかを観ているのは楽しかったです。
どんなに厳重でも動かしているのは人ですもの。付け入る隙はやっぱり人です。
そんな時のレイやクレアは、自分の魅力を存分に生かしていて、
何かずるいなあと思いながら観ていました(^_^.)
それにしてもクライヴ・オーウェンとジュリア・ロバーツのカップルはお似合いで楽しそうですね~
脚本を気に入った監督とオーウェンがジュリアを引き込んだらしいですけど、
そんな逸話も納得です(^^ゞ
付かず離れずの関係もこの二人が演じているとどこまで本気で嘘なのか分からなくなってきます。
そんな二人が見せた結末も笑ってしまいました(^^ゞ
最初はう~ん?と頭を悩ませられたのですけど、観終わった時はクスっと笑ってしまった1本です。
監督:トニー・ギルロイ 出演:クライヴ・オーウェン ジュリア・ロバーツ ポール・ジアマッティ トム・ウィルキンソン
2008年 アメリカ 原題:DUPLICITY
(20090414)
追伸
この映画は試写会で観ました。公開は5月1日以降の予定です。