お買いもの中毒な私！

ソフィー・キンセラの人気小説もとに映画化したファッショナブルなコメディです。
お買いもの中毒の女の子が頑張る楽しいサクセス・ストーリーでした(^^)

レベッカが子どもの頃に憧れの瞳で見つめていたブランド店のウィンドウは
いつも輝いていてキラキラしていた。
女の子が美しくなれる魔法。それはお買いもの。
幼いレベッカがワクワクしながらショッピングの様子を見ていると、
お買いものをする女性たちはみんな現金ではなくてカードを使っていた。
そんな憧れを持ったまま25歳になったレベッカ（アイラ・フィッシャー）は
N.Y.でお買いもの三昧の日々を送っていた。
彼女の仕事は園芸雑誌の記者。
仕事はしていたが、10枚以上のカードを限度額まで使っていたレベッカは
いつの間にか自分の給料以上の買い物をしてしまっていた。
そして、溜まった請求書はなんと1万ドルを越えていた…

主演のアイラ・フィッシャーが“お買いもの中毒”な女の子をとってもキュートに演じていました～

レベッカはお買いものが大好きな女の子です。
お買いものをしている時は最高に幸せ。
ウィンドウのマネキンはいつも彼女を手招きしています。
店員は恋人よりも彼女に優しく、買ったものはいつも彼女を輝かせてくれました。
でも、そんなレベッカを待ち受けていたのはカード会社からの請求書の山と
債権を引き受けた回収会社の執拗な催促です。
勤めていた出版社が倒産してしまって追い詰められたレベッカは
自分の事象を経済学に置き換えた記事を考え出しました。

その記事は間違えて送った出版社の経済誌編集長の目に留まり、
なんとレベッカはお堅い経済誌の仕事を始めます。
借金漬けのレベッカの経済記事はユニークな視点と馴染み易さから業界に大ブームを起こします。
仕事は順調。上司も理解があって最高。
でも、彼女を窮地に陥れていくお買いもの中毒はなかなか治すことが出来ませんでした(^_^.)

原題の“SHOPAHOLIC”は“買い物中毒”という言葉です。
英語にはこういう言葉があるのですね～　何だか凄いです。
でも、レベッカがあまりにも楽しそうにお買いものをしているので
観ている方もつい楽しくなってしまいます。
“中毒”というのはかなり怖いことだなと思う反面、
レベッカのお買いものに対する気持ちを情熱的に語る姿はキュートで
お買いもの中毒ではない私も、何だか共感させられてしまいました(^^ゞ

観終わった時、レベッカの可愛い活躍ぶりに疲れも吹き飛んだ気がした1本です(^^ゞ



監督：P・J・ホーガン　出演：アイラ・フィッシャー　ヒュー・ダンシー　クリステン・リッター　ジョン・グッドマン　ジョーン・キューザック
2008年　アメリカ　原題：CONFESSIONS OF A SHOPAHOLIC
（20090513）

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は5月30日以降の予定です。