運び屋フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)の元に依頼人が来た。
強気に交渉してくる依頼を断ったフランクは同業のマルコムを紹介する。
だが数日後、マルコムは車ごとフランクの家に突っ込んできた。
慌てて駆け寄ったフランクに、マルコムは車から出ないと言い始める。
だが、銃で撃たれ大怪我をしている友人を放って置けないフランクは彼を救急車へ乗せた。
すると走り出した救急車は爆発を起こしてしまう。
マルコムには車から離れると起動する爆薬が仕掛けられていたのだ。
そして、マルコムの運転していた車には、同じ仕掛けのしてある若い女性が乗っていた…
今回もフランクは運転に戦いに大活躍でした~
無理やり爆弾を仕掛けられてしまったフランクは謎の女性と旅に出ます。
指示通りカーナビに番号を入れると目的地が出てきます。
理由も目的も分からずに強制的に仕事をさせられるフランクは
同乗している女性ヴァレンティーナ(ナタリア・ルダコーワ)に問いかけますが、
彼女はそっぽを向いたまま、ほとんど口をききません。
でも旅を続けるうちに、彼女もフランクの落ち着いた態度と闘いの強さに惹かれ始めます。
そして次第にフランクにも、彼女をめぐる敵の狙いが分かり始めました。
それにしても、環境破壊や汚染物質が絡んだ陰謀なんて、ヨーロッパらしい設定ですね。
処置に困った汚染物質を押し付けようとする企業なんて、現実にありえそうで怖いです。
それをこれだけ派手なアクション作品に使ってしまうところが面白かったです。
あと、車の運転だけでなく格闘も相変わらず強くて、さすがはフランク・マーティンでした~
今回一番驚いたのは自転車です。
街中を様々な障害物を越えながら走らせると見応えありますね。
あと、カーアクションもいろいろなシーンがあって、とっても派手でした(^^ゞ
友人となった刑事タルコニとのコンビも楽しいなあと思いつつ、
このシリーズはまだまだ続くかなと次作も期待したくなった1本です。
監督:オリヴィエ・メガトン 出演:ジェイソン・ステイサム ナタリア・ルダコーワ ロバート・ネッパー フランソワ・ベルレアン
2008年 フランス 原題:TRANSPORTER 3/LE TRANSPORTEUR 3
(20090803)
追伸
この映画は試写会で観ました。公開は8月15日以降の予定です。