今日はジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)の出獄の日。
窃盗で5年の刑を受けたが3年で仮出所することになったのだ。
荷物を受け取ったジェイクはお決まりの黒スーツにサングラスの出で立ちで門から出てきた。
迎えに来たのは同じ服装の弟エルウッド・ブルース(ダン・エイクロイド)。
早速、彼らが育った孤児院のシスター“ペンギン”に挨拶しようと車を走らせた。
恐々と孤児院の扉をたたくと、シスターは二人を快く迎え入れてくれた。
だが、話しているうちに二人はシスターからこの孤児院が納税できないために、
廃止の危機に陥っていることを聞かされる。
つい、なんなら直ぐに用意すると二人が請合おうとすると、
シスターはそんな泥棒に育てた覚えは無いと怒り、二人をたたき始めた。
思わず逃げ出した二人だったが、やはり自分たちの育った孤児院を無くしたくないと考え込んでしまう。
そして、たまたま勧められた教会のミサで二人は神の啓示を受け、仲間とバンドを復活させようと閃いた…
とんでもない事が次々と起こっても、全く我感知せずに進んでいく二人が可笑しかったです~
バンドの復活で税金5000ドルを儲けようと奔走する二人。期限は迫っています。
昔の仲間たちはバラバラになり、バンドを続けているものもいれば
別に仕事を始めて成功している者もいます。
時には脅かして無理やり頷かせながらも、二人はなんとか仲間を集めていきます。
そんな二人は行く先々で敵を作ります。
まずは信号無視で捕まりそうになり、派手にカーチェイスをして警察に絶対に捕まえると睨まれます。
次に橋でデモをして通行の邪魔になっている過激な政党員たちを車で蹴散らし、目を付けられます。
そして、腕試しに通りすがりの店で他のバンドの出番を取ってしまい、銃で付け狙われます。
加えて、何故かブルース兄弟を殺そうと付け狙っている女性が重火器で攻撃してきます(笑)
そのハチャメチャな展開に思わず目を丸くしながら観ていました(^^ゞ
それにしても音楽が最高です~
ミサで派手に歌い上げる牧師さんはジェームズ・ブラウン。
楽器店で文句を付けられたキーボードを楽しそうに弾く店主はレイ・チャールズ。
他にもチャカ・カーンやアレサ・フランクリンが見事に歌い上げてくれます。
彼らのシーンを観ているだけでもワクワクしてしまいました\(^^)/
新しい作品を観るのも楽しいですけど、たまには名作を観るのもいいなあとしみじみ思った1本です。
監督:ジョン・ランディス 出演:ジョン・ベルーシ ダン・エイクロイド キャリー・フィッシャー キャブ・キャロウェイ ジョン・キャンディ ヘンリー・ギブソン チャールズ・ネイピア
1980年 アメリカ 原題:THE BLUES BROTHERS
(20091108)