ある日、ナオミ(堀北真希)は学校の階段から落ち、大切なカメラを庇おうとして頭を打ってしまった。
意識を無くした彼女に寄り添うように病院まで付き添ってくれたのはユウジ(松山ケンイチ)。
彼女は安心させるような笑顔を見せるユウジに好意を持つが、彼が誰だか分からない。
実はこの怪我でナオミは過去4年分の記憶を失ってしまったのだ。
病院に駆けつけてくれた親友ミライ(手越祐也)のことも、恋人エース(アントン・イェルチン)のことも
全く思い出せない状況に、ナオミは不安を隠せない。
退院後、ようやく学校へ通えるまでに復活したが、やはり記憶は戻らず教室の場所も分からなかった。
そんな不安の中、昼休みを一人で過ごしていると、ユウジが優しく声をかけて来た…
揺れる恋心に悩む女子高生と彼女を取り巻くボーイフレンドたちの織り成すラブストーリーです。
主人公の恋がどこへ落ち着くのか最後まで気になってしまいました(^^ゞ
事故で記憶をなくしたナオミ。
彼女は自分がこの4年間どのように生活していたのか思い出せません。
周りの人達には以前の彼女とは違うと言われ、戸惑いは大きくなります。
でも、過去は分からないのだからとあっさり諦め、新しい自分に慣れようと感張ります。
そして“彼女は過去に誰が好きだったのか”という大きな疑問にぶつかりました。
そんな彼女の前に彼女を想う3人の若者が登場します。
彼女にキスしたいと笑顔で話すユウジ。
彼女のことを心配して大切にしてくれるミライ。
そして、彼女に挨拶代わりにキスを始めるエース。
話によると彼女の恋人はエースだったらしいのですけど、どうも違和感を感じてしまいます。
そして彼女の心はさまよい始めました。
それにしても、豪華な配役ですね~
この4人だからこそ成り立つ作品かも知れません。
特に主人公のナオミは、良く言えば自分に素直。悪く言うとわがままな女の子です。
中でもいつも優しくしてくれるミライには甘えてばかり。
彼の気持ちなんてそっちのけで、つい呼び出しては頼みごとをしてしまいます。
さすがにこれはきついよなあと思いつつも、ミライも観ているものも
無邪気な堀北真希さんの笑顔にほだされてしまいました(^^ゞ
試写会場は若い女性で埋まっているのかと思っていたら、カップルもかなり多かったです。
この作品を見た彼氏はどんな感想を持つのかなあと聞いてみたくなった1本です。
監督:ハンス・カノーザ 出演:堀北真希 松山ケンイチ 手越祐也 アントン・イェルチン 渡部篤郎 桐島かれん 清水美沙
2010年 日本 英語題名:MEMOIRS OF A TEENAGE AMNESIAC
(20100323)
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公式サイトへ追伸
この映画は試写会で観ました。公開は3月27日以降の予定です。