ハンサムで成績優秀な人気者ダレン・シャン(クリス・マッソグリア)には友達がたくさんいるが
一番の親友はスティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)だ。
彼はやんちゃで腕っ節が強くて、とても勝気な男の子。昔からいつも喧嘩の弱いダレンを庇ってくれた。
ただし、ダレンは両親から将来に多大な期待を持たれていた。
そして学校から悪戯への指導を受けてしまったダレンに両親は、スティーブとは会うなと禁止令を出してしまう。
でも、スティーブと一緒にいたいダレンは、夜にこっそり部屋を抜け出して遊びに出かけた。
学校では見に行くのを禁じられている怪しげなサーカス興行へ二人で行きたかったのだ。
フリークたちの集う“シルク・ド・フリーク”は想像もつかないような魅惑的な世界を繰り広げていた…
その後のダレンの運命がとっても気になりました~
蜘蛛に惹かれるダレンと、バンパイアに惹かれるスティーブ。
ダレンがサーカス団から持ち出してしまった毒蜘蛛に噛まれたスティーブの命を助けるため、
ダレンはバンパイアのクレプスリー(ジョン・C・ライリー)と取引をします。
解毒剤を貰う代わりに、半バンパイアとして生まれ変わるのです。
解毒剤を受け取って逃げれば良いと軽く考えていたダレンでしたけど、
バンパイアの持つ血への誘惑は強烈で不安が募ります。
そして、ついに彼は家を出てサーカス団“シルク”へ向かうことになりました。
シルクに集っている人々は普通の生活が出来ないフリークばかりです。
最初は、自分は普通と主張しているダレンも、次第に彼らに溶け込んでいきます。
彼がここで見つけた新しい仲間と恋心の物語は、観ていて楽しかったです。
特徴のあるフリークたちも面白くて、出来ればシルクでの生活をずっと見ていたかったです。
でも、物語は陰謀と戦いが入り混じってどんどん展開していきます。
特に、人を殺さないことを選択したバンパイアのクレプスリーと
楽しむように人を殺していく“バンパニーズ”のマーロック(レイ・スティーヴンソン)の戦いは
飛んで落ちての連続で、とてもハードで痛そうです。
そして、彼らの運命を操っていく謎の男ミスター・タイニー(マイケル・セルヴェリス)も怪しくて不気味でした~
観終った時、とても続きが知りたくなりました。
やっぱり原作を読んでみようかなあと思ってしまった1本です。
監督: 出演:クリス・マッソグリア ジョン・C・ライリー ジョシュ・ハッチャーソン マイケル・セルヴェリス 渡辺謙 レイ・スティーヴンソン
2009年 アメリカ 原題:CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE'S ASSISTANT
(20100326)
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