たまたま、休暇を取った木曜日にブログをみていたら、
ジジョさんのブログにこの展示会が掲載されていました。
やっぱりいいなあ… 混んでいるかな… と思い、早速、展示会の情報を見てみると、
混雑状況はそんなにすごくなさそうかも?という感じでした。(→
トピックス参照)
でも、チケットブースで並ぶのは嫌だし、チケットを事前に買いに行くのも面倒だし…と思っていたら、
自宅でネット購入できることに気付きました。(→
オンラインチケット参照)
A4印刷のできるプリンターで、メールで送られてきたアドレスのHPを開いて印刷すればOKでした。
これはもう行くしかない!と、お昼ご飯を食べて出発しました(^^ゞ
今回は“東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分”という道で行って来ました。
私は自他共に認める方向音痴なので、東京都現代美術館HPの「交通案内」をじっくり読んで
“
「清澄白河」駅から美術館への詳しいアクセス”というリンクにある
地図を印刷してから行きました。これはかなり詳しく書いてあるので、ドジな私でも行き着けました(^^ゞ
着いたのは2時過ぎの一番暑い時間です。
そのためか入場者は少なくて、チケットブースも10人くらい、入場は全く待たずに入れました。
(HPによると一番スムーズなのは4時頃らしいです。)
最初は3階まで上がります。
ここにはアリエッティの家が巨大なセットが造られていました。
自分がアリエッティの世界に入れるのです。
この展示場にはそこそこ人がいましたけど、ゆっくり回れば大丈夫なくらいでした。
アリエッティの家へは鉄格子ようなオブジェのある入り口から入ります。
入るとまずアリエッティの部屋です。部屋は廊下からこっそり覗くようになっています。
切手が額に入れられて飾られている廊下、水の貯めてある水場を通って心地良さそうなリビングへ。
ここにはそのまま入れるのが嬉しいです。
大きなボタンが壁に飾られていたり、お花が工夫して飾られていたりなど、
こんな部屋で食事をしたら楽しいだろうなあとワクワクします。
再び廊下へ出ると、お父さんの作業部屋を覗いたり、
巨大な人間の世界を垣間見たりと面白そうな工夫があります。
そして、アリエッティが好きそうな植物と昆虫のいる明るいスペースを抜けると終了です。
もしかしたら、さっさと歩いてしまうとあっと言う間に終わってしまうかもしれません。
今回は混雑具合にも余裕があったので、ゆっくり歩きました。
アリエッティの姿を思い浮かべながらじっくり観てみると、いろいろ発見があって面白かったです(^^ゞ
アリエッティの家を見終わったら、1階へ降ります。
ここでは美術監督として活躍している種田陽平さんの業績をたどる展示と
『借りぐらしのアリエッティ』の資料も展示されていました。
ここは小さなお子様には向かない展示かもしれません。
何と言っても展示は大人目線の高さに展示されていますし、映画に関するものばかりです。
でも、映画好きには楽しかったです。
『キル・ビル』『ザ・マジックアワー』などが大きく展示されています。
そして、小さなパネルでは『スワロウテイル』ほか多くの話題作が展示されていました。
ちゃんと分かるようにインタビュー形式のショートフィルムも上映されていました。
私はこの美術監督のお仕事をあまり知らなかったので、今まで観たことのある作品でも
随分活躍していたのだなあと改めて感じました。
小さなパネルだけでもその仕事の大きさが伝わって来て面白かったです。
私が一番面白いと思ったのはこれから公開される『悪人』の壁です。
これは主演の妻夫木聡さんと深津絵里さんが映画で壁に描いた絵をそのまま持って来たものです。
どんなシチュエーションで描かれた絵なのかなあと思いながら眺めました。
映画を観るのがちょっと楽しみになりました。
『借りぐらしのアリエッティ』の資料の展示は、アリエッティのキャラクターがどのように作られたのか
その変化が分かるように並べられていて面白かったです。
途中、ナウシカのようなキャラクターで目付きが鋭いアリエッティもあって、
このキャラクターだったら、ほのぼのした感じとは違った作品になったのかなあと思ってしまいました(^^ゞ
疲れた~と思って1日お休みを頂いたのですけど、結局、随分と歩いてしまいました(^^ゞ
でも、充実した気分になれて良かったかなと思った1日でした☆
(20100805)
→
展示会の公式サイトはこちらへ→
東京都現代美術館のサイトはこちらへ