ベッキー(レイチェル・マクアダムス)はニュージャージー州の小さなテレビ局で朝の番組を作っているディレクター。
8歳の頃から、人気番組を作っていくような作り手になりたいと願っていた彼女は
自他共に認める頑張り屋で、いつも人一倍熱心に働いていた。
だが、会社が買収されて予算削減をしていく中、彼女は突然にくびを言い渡されてしまう。
それを伝えた母には、もう彼女の28歳で若くはないのだから夢はあきらめなさいと言われてしまった。
それでも必死に就活をしていると、ニューヨークにある放送局がお呼びがかかった。
早速、彼女は放送局へ乗り込むと、必死に自分をアピールし仕事をゲットする。
だが、その番組はチーフ・ディレクターが長続きしないことで有名な問題番組だった…
3人ともピッタリのキャラクターでした~
ベッキーはいつも走り回っているような女の子です。
その熱心さは、それなりのやる気しかなったスタッフたちを巻き込むパワーを持っています。
いつも頭には番組の新しいネタを探すアンテナが立っていて、それはいつでも作動しています。
初めてのデートでは必ずと言っていいほど振られてしまいます。
遅刻し、話題は自分の仕事ばかりで、電話が入るとそのまま仕事モードになってしまいます。
彼女と仕事の間に入る余地などないと分かってしまうのです。
そんな仕事命の彼女が突然に仕事を失います。
熱心な就活で得たのは、全国放送局の中でも低視聴率を争っているようなお荷物番組。
それでも、彼女は地方から全国ネットへの躍進と目を輝かせて突き進みます。
そんな彼女のバイタリティは、番組を大きく変えていきました。
それにしても、今回のハリソン・フォードは似合ってました~
いつも文句ばかりで仕事を選り好みし、ベッキーの要求する仕事はほとんどしてくれません。
そんな頑固だけど自分の信念に一途な名キャスター役に、彼の仏頂面はぴったりでした。
また、彼とはまた違う信念を持って番組を背負っている人気キャスターをコミカルに演じた
ダイアン・キートンのコメディエンヌぶりも良かったです。
彼女がそこまでする!?とかビックリしながら観ていました。
この年齢でここまで弾けてもキュートなのはさすがですね(^^ゞ
そして、何と言っても前向きに突き進むベッキーを演じたレイチェル・マクアダムスの
キュートな魅力が輝いていました。
この4日間、いろいろ忙しくて映画館に行けない~と悲鳴を上げていたのですけど、
この作品を観て、その鬱憤も晴れました。
観終わった時、すっかり元気になった1本です(^^)
監督:ロジャー・ミッシェル 出演:レイチェル・マクアダムス ハリソン・フォード ダイアン・キートン パトリック・ウィルソン ジェフ・ゴールドブラム
2010年 アメリカ 原題:MORNING GLORY
(20110302)
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