車に乗ったカルト教団の男たちが猛スピードで逃げていた。
だが、追っての男ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)に追いつかれると、
彼に向かっていきなり銃を発砲し始める。
応戦したミルトンは圧倒的に強く、一気に全員を制覇してしまった。
息のある男に近付いたミルトンだったが、男はミルトンを見ながら嘲るように笑うと
赤ん坊は数日後の満月の夜に生け贄にされるが場所は言わないと告げる。
その男に銃を向けたミルトンは、やがて男たちの車を爆発させて去っていった。
そして、少し時間が過ぎた後、スーツの男(ウィリアム・フィクトナー)がやってくると、
現場を観た後、ミルトンが去った方へと向かって行った…
ミルトンを追いかけている追跡者が一番可笑しかったです(^^ゞ
カルト教団に娘を殺され孫を連れ去られた男ミルトンの物語です。
彼は車で移動している教祖たちを追って旅をしています。
その車には孫が連れ込まれているのです。
でも、彼自身も不思議な能力を持った追跡者に追いかけられています。
ミルトンは追跡者から逃れるために途中で車を乗り換えながら、教祖の行き先を追いかけていきました。
そんな彼はテキサスで恋人の暴力に遭っていた女性パイパー(アンバー・ハード)と出会います。
テキサスから都会へ行きたいと言った彼女の車を運転しながら、
ミルトンはちょっと寄り道すると気軽に言ってカルト集団を追いかけ始めます。
なんかパイパーは思いっきり巻き込まれて気の毒と思ったのですけど、
そんなことで負ける女性ではありません。
彼女もミルトンの事情を知って積極的に協力するのです。
彼氏や敵にグーで殴りながら立ち向かっていく彼女は根性がありました。
それにしても、銃撃戦が派手でした~ カーアクションよりも派手だったかも(^^ゞ
あとミルトンと彼を追跡している男の設定も面白かったです。
ただ、謎だとか思っていたらすぐに何者か分かってしまうのですけど、
それでも追跡者の茶目っ気のある行動が楽しかったです。
全体的には何となく可笑しくて笑ってしまうところもあったのですけど、
人がバタバタ死ぬし、銃で撃たれた人は痛々しいし、目を覆いたくなるシーンの印象が強かったです。
派手な血みどろもOKで、いろいろな突っ込みどころも笑えてしまう人なら
楽しめるかもとちょっと思った1本です。
監督:パトリック・ルシエ 出演:ニコラス・ケイジ アンバー・ハード ウィリアム・フィクトナー ビリー・バーク
2010年 アメリカ 原題:DRIVE ANGRY 3D
(20110728)
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公式サイトはこちらへ http://www.da3d.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は8月6日以降の予定です。