鑑識課に所属して刑事部の捜査に加わるのが警察犬、
警備課に所属して災害救助や制圧行動を任務とするのが警備犬でした~
刑事に憧れる若き警察官・早川勇作(市原隼人)と、警察犬に生まれながらも先天的に体の弱い“シロ”との
出会いと絆、そして彼とシロの成長を描いた物語です。
勇作は刑事部志望の制服警察官で、単独行動をして手柄を上げるけど始末書も書かされるという
ちょっと悪い目立ち方をしているの若い熱血警察官です。
本人は至って真面目なだけに、自分が悪いとは全く思っていないところが玉に瑕。
そして、とある現場から犯人を追いかけているところに出くわした獣医に導かれて
懸命に駆けつけたのは、今にも子供を産みそうになっている犬のお産現場でした(^^ゞ
その犬のお産がきっかけで、彼は警備部所属の犬の訓練所に配属になります。
折りしも、世間では連続爆破事件が起き続けていて、人々の生活が脅かされていました。
そんな中に応援要請が来て、警備犬の出番と張り切ったのですけど、やっぱり単独行動で悪い方向に…
一匹の警備犬が重傷を負った上に、犯人を取り逃がしてしまうのです。
久々に活躍できる現場へ行ったのに大きな失敗をしてしまった勇作と
同僚の水野(戸田恵梨香)は激しく落ち込みます。
そんな彼らをあざ笑うかのように、連続爆破事件はおき続けました(>_<)
それにしても、シロは可愛かったです~
主演の市原隼人さんがインタビューで、出来る限りシロと一緒に過ごして絆を深めたといっていた通り、
勇作と一緒にいるシロはとても真っ直ぐに彼を見ていました。
ボールで遊んでいる時はめちゃくちゃ楽しそうですし、怪我を負った勇作を心配する表情は真剣そのもので、
シロが腕を引っ張りながら彼から離れようとしない姿にホロリとさせられました。
突っ込みどころは本当に満載で、特にラスト近くになっていくと思わず笑ってしまうシーンもありましたけど、
シロが懸命に走る姿を前にしたら、まあいいかと思わされてしまいました(^^ゞ
観終わった時、やっぱり愛されている犬って素直で可愛いなあとしみじみ思った1本です。
監督:七高剛 出演:市原隼人 戸田恵梨香 時任三郎 村上淳 カンニング竹山 阿部進之介 松重豊 堀部圭亮 伊武雅刀
2011年 日本
(20111009)
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