「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンがスパイに扮するイギリス映画らしいコメディです。
前作は未見ですけど、まあ大丈夫だろうとチャレンジしてみました(^^ゞ
相変わらず芸達者で、思いっきり笑わせてくれるような楽しい作品でした。
顔芸が一番可笑しかったです~
大失敗をして諜報員をクビになった過去を持つ主人公が修行をしているシーンから始まる物語です。
ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は自分を成長させるためにチベットの山奥で修行に入りました。
マスターの元で行う過酷な修行で、ちゃらんぽらんにみえるジョニーでさえ心身ともに鍛え抜かれていきます。
ジョニーがマスターからお墨付きをもらい、次に何をしたら良いだろうかと尋ねると、
元の職場から戻って欲しいというメールがマスターのところに届いていると、にこやかに答えました(^^ゞ
早速、颯爽と元の職場・MI7に着いたところ、そこはスパイを事業化した新しい企業になっていてびっくり。
しかもジョニーに課された任務は中国首相の暗殺を阻止することという重要な役目です。
彼は早速、情報を知ってそうな人物にコンタクトを取り始めます。
でも、相変わらずドジな上に、相棒となったタッカー諜報員(ダニエル・カルーヤ)の忠告も受け付けないため、
ことごとく失敗して、敵の武器使用を不可にするための鍵まで取り返されてしまいます。
そして、ついに彼にも敵の姿が理解できた時、彼は暗殺を阻止するために難攻不落の場所にある
英中首脳会談の会場へと乗り込んでいきました。
それにしても、可笑しいですね~
いろいろ繰り出されますけど、何と言ってもローワン・アトキンソンの身体を張った笑いは最高です。
そこで落ちるか~とか、かなりびっくりしながらも笑ってしまいました(^^ゞ
また、後半にはスパイグッズがいろいろ登場して、それがまた騒動を繰り広げるのも面白かったです。
「Mr.ビーン」の時には微妙なところもあったのですけど、今作の方が素直に笑えました。
観終わった時、こういう笑いに徹しているローワン・アトキンソンって偉大だなあとちょっと思った1本です。
監督:オリヴァー・パーカー 出演:ローワン・アトキンソン ジリアン・アンダーソン ドミニク・ウェスト ダニエル・カルーヤ ロザムンド・パイク
2011年 イギリス 原題:JOHNNY ENGLISH REBORN
(20120127)
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