☆ 最近、家で観た作品です

昨年に見逃していた『デンデラ』と、ずっと観たことがなかった名作『いつか晴れた日に』にチャレンジしました。

『デンデラ』

昨年に公開された、姥捨て山に生きる老婆たちを描いた作品です。
公開時に見逃してしまったので、DVDでチャレンジしてみました。
豪華な出演者たちの圧倒的な存在感と演技に、有無を言わさず引き込まれるような作品でした。

予告編を観た時は、捨てられた老婆たちのその後の物語だと単純に思っていたのですけど、
そんな一筋縄でいくような作品ではありませんでした(^^ゞ
実は観る前に友達から、“熊と戦うアクション映画”と聞いていて、頭が“？”となりましたが観て納得。
本当に熊と死闘を繰り広げていました(>_<)

しかも熊は半端なく強いのです(T_T)
何年も極寒の山奥で頑張って生きてきた老婆たちを次々と襲っていきます。
その戦いだけでなく、自然の災害にも襲われてしまいます。
最後まで、一体彼女たちに何の因果でこんな試練が…と思ってしまうような展開に
呆然とさせられた１本です。



監督：天願大介　出演：浅丘ルリ子　草笛光子　倍賞美津子　山本陽子　山口果林　赤座美代子
2011年　日本
（20120210）

→公式サイトはこちらへ　http://dendera.jp/


『いつか晴れた日に』

ジェーン・オースティン著の『いつか晴れた日に　分別と多感』をエマ・トンプソンが
脚本＆主演したラブストーリーです。
ジェーン・オースティンの作品は好きなのに、この原作は未読で映画も未見でした。
ふとチャンネルを変えていたらBSで放送されていたので、ついそのまま観てしまいました(^^ゞ

オースティン原作の映像化で一番好きな作品はコリン・ファース＆ジェニファー・イーリー主演の
『高慢と偏見』です。
この物語はキーラ・ナイトレイ主演で映画化もされているので、もう何度観たでしょうか(^^ゞ
すっかりストーリーは頭の中に入っています。

今回、初めて観た『いつか晴れた日に』は、『高慢と偏見』と同じようなストーリーでした。
裏切りに遭いながらも真実の愛に出会う薄幸の美人姉妹の物語と書くと何だか違った話になりそうですけど、
18世紀のイギリスが舞台になると、上品で純粋な可愛い物語になるのが素敵です。
愛する人にめぐり合えた彼女たちの笑顔が可愛かったです。

しかも姉妹はエマ・トンプソンとケイト・ウィンスレットで、
それぞれの相手役はヒュー・グラントとアラン・リックマンなのです。最高です(^^ゞ
もう、彼らの演技と美しい田園風景を観ているだけで満足でした～☆



監督：アン・リー　出演：エマ・トンプソン　ケイト・ウィンスレット　アラン・リックマン　ヒュー・グラント　グレッグ・ワイズ　エミリー・フランソワ　イモジェン・スタッブス
1995年　イギリス　原題：SENSE AND SENSIBILITY
（20120213）