魔女にヴァンパイアにされ、生き埋めにされた青年バーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)の物語です。
今から200年前、バーナバスの父は新天地を求めてイギリスからアメリカへやってきました。
漁業の事業で成功したコリンズ家は立派な屋敷をかまえる名家となりましたが、遊び好きな息子バーナバスが
一人の女性に手を出したことから、一族に呪いが掛けられてしまいます。
実はその女性アンジェリーク(エヴァ・グリーン)は魔女だったのです^_^;
バーナバスの愛が手に入らないと知ったアンジェリークは、彼の両親や彼の愛する婚約者を殺し、
彼自身をヴァンパイアに変えて生き埋めにします(>_<)
そして、全てが忘れ去られた1972年、工事で地面を掘り返していた作業員が奇妙な棺を発見します。
それはバーナバスが200年もの間、閉じ込められていた棺でした。
それにしても、今回は楽しそうなキャラクターが揃っていますね。
主人公のバーナバスも、彼を魔女にするアンジェリークも、行動は何気に悪いことばかりなのですけど、
何だかちょっと憎めないところがあります。
1972年にコリンズ家で暮らしているみんなが、良いところも悪いところも持っているような
ある意味、人間らしいキャラクターでした(^^ゞ
あと、70年代を感じさせる音楽が妙に可笑しかったです。
このシーンに?と思う場面で当時の明るくて爽やかな音楽が流れてくると、
何となく楽しい気持ちになってくるのが面白かったです。
そんな中でバーナバスを生き生きと演じているジョニー・デップを観ているのが、また楽しかったです。
この映画のジャンルは?と聞かれて、う~んと考えてしまいました。
ヴァンパイアやゴーストが出てくるけどホラーではないし、コミカルなファンタジーかな、
でも、やっぱりラブストーリーかも?と色々と言葉を重ねてしまった1本です。
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー エヴァ・グリーン ヘレナ・ボナム=カーター ベラ・ヒースコート クロエ・グレース・モレッツ ジャッキー・アール・ヘイリー ガリー・マクグラス ジョニー・リー・ミラー
2012年 アメリカ 原題:DARK SHADOWS
(20120514)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/darkshadows/index.html追伸
この映画は試写会で観ました。公開は5月19日以降の予定です。