2013年02月11日 - その他 10日に行なわれたイベントに当選したのでチャレンジして来ました。3本の映画&表彰式という長丁場のイベントです。キネ旬だけに?客層の年齢層が高くて白髪の人も多かったです。朝からみなさん頑張るなあと思いながら着席しました(^^ゞ →結果の一覧はこちらへ 2012年 第86回キネマ旬報ベスト・テン結果発表(http://www.kinejun.com/kinejun/best10/tabid/64/Default.aspx)2012年文化映画ベスト・テン『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』1921年生まれの報道写真家・福島菊次郎さんの姿を数年に渡って追ったドキュメンタリーです。戦争も体験したこの人の人生そのものが戦後の歴史のようでした。この作品は見逃していたので、スクリーンで観ることが出来て良かったです。後でちゃんと書きたいと思っています。監督:長谷川三郎 出演:福島菊次郎2012年 日本→公式サイトはこちらへ http://bitters.co.jp/nipponnouso/2012年外国映画ベスト・テン『ニーチェの馬』人里離れた荒野で暮らす父娘の5日間を映し出したモノクロの作品です。馬も食べ物を拒否し始めるほどの希望の無い暮らしの中で、淡々と時間が過ぎていきます。息苦しくなるほどの虚無感がどーんと襲ってくるような物語でした(>_<)この作品も未見のままでしたので、初めてのチャレンジです。想像以上に難しい作品でした~ 理解できたかと言われたらあんまりという感じです。特に昼食後だったのもあって観るだけでも苦難だったので、何かをひたすら待っているような主人公たちの苦しみを一緒に体験したような気がしました^_^;監督:タル・ベーラ 出演:デルジ・ヤーノシュ ボーク・エリカ2011年 ハンガリー/フランス/スイス/ドイツ 原題:A TORINOI LO/THE TURIN HORSE→公式サイトはこちらへ http://bitters.co.jp/uma/2012年日本映画ベスト・テン『かぞくのくに』帰国事業で日本から北朝鮮へ移住した兄と、彼の帰りを待ちわびていた家族の姿を描いた作品です。唯一、この作品だけは観ていました。その時の詳しい感想はこちらへ → かぞくのくに(http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10)改めて観ても、理不尽さに憤りと遣る瀬無さを感じる作品でした(>_<)監督:ヤン・ヨンヒ 出演:安藤サクラ 井浦新 津嘉山正種 宮崎美子 ヤン・イクチュン 諏訪太朗 京野ことみ 大森立嗣 村上淳 省吾 2011年 日本→公式サイトはこちらへ http://kazokunokuni.com/授賞式九州で舞台のあった森山未來さんが終了間際に駆けつけてくれたので、久々に全員出席の授賞式だったそうです(^^)全体的にも楽しく盛り上がりました。特に『かぞくのくに』のヤン・ヨンヒ監督と安藤サクラさんのスピーチは良かったです。今でも色々な圧力を受けているというヤン監督の言葉には、ちょっとドキドキしました。あと、安藤サクラさんの身体全体で表現していた喜びのスピーチは聞いている方も嬉しくなってしまいました(^^)助演男優賞を受賞した小日向文世さんが映画の賞を受賞したのは初めてと言うのにはびっくりでした。あれだけ活躍している俳優さんでもそういうものなのですね。受賞されて本当に良かったです(^^)新人女優賞を受賞した橋本愛さんのスピーチを聞くのは、先月に見た「さよならドビュッシー」完成報告スペシャルイベント(http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2013-01-17)に引き続き2回目です。若くしてこれだけの売れっ子になってしまうと、色々な苦労があるのだろうなと思います。ぜひ、無理をせずに自分を大切にしながら、素敵な女優さんに成長していって欲しい人ですね。このイベントの詳しいことは後日発売の『キネマ旬報』に掲載されるそうです。映画的にも時間的にもとても見応えのある充実したイベントで、とても楽しい1日でした☆(20130210)