ジャックと天空の巨人

童話にもなったイギリスの有名な民話を基に映画化したファンタジーアドベンチャーです。
豆の木が大きくなるあの世界がどんな映像になっているのだろうと気になっていました。
ダイナミックな巨人たちの登場にドキドキするような物語でした(^^)

巨人のいる天空の地がとても遠くに感じました～

幼い子供たちが巨人の物語を読んでもらっている場面から始まる物語です。
昔からの伝説となっている巨人と王の戦いの物語は子供たちの大好きなお話です。
早くに両親を亡くした少年ジャック（ニコラス・ホルト）も幼い頃にはベッドに入ると
父にねだってお話を読んでもらっていました。

ある日、ジャックは親代わりの叔父さんに、市場で馬を売ってくるようにとお使いに出されます。
荷馬車を引いた馬と共に市場に着くと、テント小屋で巨人退治の物語が上演されていました。
思わず心惹かれてテントに入ると、観客の中に美しい少女がいることに気付きます。
でも、間も無く彼女は酔っ払い集団に絡まれ始めました。

勇気を出して集団から少女を助けようとするジャックですけど、逆に殴られてしまいます。
それでも立ち向かおうとしたところで空気が一変します。みんなが跪き始めたのです。
最初は自分の力かと思った彼も、さすがに変だと気付いて後ろを振り向くと、
そこには王様付きの騎士達がその少女・イザベル姫（エレノア・トムリンソン）を助けあげたところでした^_^;

それにしても、シンプルで楽しい物語ですね～
巨人にさらわれたお姫様を救うために頑張る少年の物語なんて、もう王道の中の王道です。
しかも、お姫様とのロマンスあり、巨人との一騎打ちもありと懐かしい感じの展開です。
本当に童心に帰ってワクワクしてしまいました(^^ゞ

スタンリー・トゥッチ演じるロデリックが、ずる賢い悪役そのものなのも面白かったです。
ラストシーンの少年を観ながら、この子は誰ですか！？と聞きたくなった１本です。



監督：ブライアン・シンガー　出演：ニコラス・ホルト　エレノア・トムリンソン　スタンリー・トゥッチ　イアン・マクシェーン　ビル・ナイ　ユアン・マクレガー　エディ・マーサン
2013年　アメリカ　原題：JACK THE GIANT SLAYER
（20130323）

→公式サイトはこちらへ　http://wwws.warnerbros.co.jp/jackthegiantslayer/