東直己著“ススキノ探偵シリーズ”の『探偵はひとりぼっち』を映画化した大泉洋主演のサスペンスです。
前作でススキノを縦横無尽に駆け回った俺と高田のコンビが楽しかったので、今作も楽しみにしていました。
相変わらず軽い調子で事件を追っていく俺の姿をちょっと笑いながらも
事件の切なさをしみじみと感じるような物語でした。
出だしから大変な目に合っていました~
スキーのジャンプ台にロープで吊らされている俺が真っ青な顔になっているシーンから始まる物語です。
俺(大泉洋)は2日前に殺されたマサコちゃん(ゴリ)の犯人を捜そうとしていました。
マサコちゃんはスナックに勤めるニューハーフで、趣味で始めたマジックに磨きをかけて
お客を楽しませる店一番の人気者です。
ある日、勧められて出場したテレビのマジック大会で優勝した彼は、
みんなに開いてもらった祝賀会の翌日に殺されてしまいました(T_T)
ショックを受けた俺は、ある噂を聞きつけます。
マサコちゃんが東京にいた頃、政治家の橡脇(渡部篤郎)と付き合っていたことがあるというのです。
でも、橡脇は反原発のリーダーとして人気の高い政治家です。そうそう簡単には近付けません。
ふと思いついた俺は知り合いのヤクザに橡脇のことを尋ねようとし、
その挙句にジャンプ台から吊るされることになってしまいました(T_T)
それにしても相変わらずいい加減なコンビですね~
いろんなところを突っつきまわして危ない目にあうのも相変わらずです^_^;
そして、身の危険を感じる度に少しずつ真相の手がかりをつかんで行きます。
方法は不器用なのですけど、その懸命さには応援したくなってしまいます。
何と言っても、人のために一生懸命に行動を起こすのが俺なのですよね。
特にマサコちゃんの死の真相を探ろうとするバイオリニストの河島弓子(尾野真千子)に
ほだされてからはパワーアップして本領を発揮します。
そして、今回も美女に振り回されてしまいました(^^ゞ
主役の大泉洋さん&松田龍平さんだけでなく、ちょっとずつ登場する同じみのメンバーも楽しかったです。
観終った時、まだまだこのシリーズが続いて欲しいなあとちょっと思った1本です。
監督:橋本一 出演:大泉洋 松田龍平 尾野真千子 ゴリ 渡部篤郎 田口トモロヲ 篠井英介 波岡一喜 近藤公園 筒井真理子 矢島健一 松重豊
2013年 日本
(20130511)
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公式サイトはこちらへ http://www.tantei-bar.com/追伸
川崎での舞台挨拶付きが取れたので、映画上映の後に舞台挨拶がありました。
大泉さんがいきなり「雨ですみません~!」と謝っていて、大爆笑でした☆