トム・クルーズがキラキラ輝いている気がしました(^^ゞ
繰り返し見る謎の夢から始まる物語です。
宇宙からの侵略により破壊された後の地球には人が住めなくなっていました。
人々は宇宙へ逃れ、今は地球再生のためのプロジェクトが機械で動いているだけです。
そのプロジェクトの装置を狙うエイリアン“スカヴ”を偵察して攻撃を防ぐのが
ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)の役目でした。
ある朝、彼はいつもの謎の夢から目覚めました。
昔のニューヨークの雑踏で、見知らぬ女性と微笑み合っている夢です。
懐かしくて切ない気持ちになるのですけど、その女性が誰なのかは分かっていません。
ジャックはもやもやした気持ちを振り切るように、いつもの偵察に出かけました。
今日のメインは行方不明になった無人偵察機ドローンの捜索です。
ドローンのビーコンを追ったジャックは発信場所の地下へと降りていきました。
そこは昔の図書館のようで大量の本があり、その奥にビーコンの影が見えます。
でも、近付いてみるとそれはダミーで、ジャックを捕らえようとするスカヴの罠だったのです。
ジャックが必死に逃げようとした時、ふと足元にあった本に惹かれると、つい拾って帰ってしまいました。
それにしても、空がきれいな作品でした。
人が住めない砂漠のような地球になってしまっている分、空中にあるガラス張りの基地がキラキラしていて
こういう技術のある世界ってカッコいいなあと素直に思ってしまいます。
そして、偵察機で空を自由に飛んでいるジャックが楽しそうに見えました(^^ゞ
でも、実はジャックは心の中に違和感を持ち続けています。
地球を監視する仕事のために過去の一切の記憶を消去されているらしいのです。
その違和感が現実への不審へと変わった時、これまでの世界がどんどん崩れていきます。
その展開はとてもSFっぽくて面白かったです。
また、SFだけでなくアクションあり、そしてラブロマンスもありとてんこ盛りな展開なのも楽しかったです(^^ゞ
ラストシーンを観た時、これは男の人のロマンなのかなあと感じました。
観終った時、正しくトム・クルーズの作品かもとちょっと思った1本です。
監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:トム・クルーズ モーガン・フリーマン オルガ・キュリレンコ アンドレア・ライズブロー ニコライ・コスター=ワルドー メリッサ・レオ
2013年 アメリカ 原題:OBLIVION
(20130508)
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公式サイトはこちらへ http://oblivion-movie.jp/追伸
この映画はジャパンプレミアで観ました。公開は5月31日以降の予定です。
追伸2
上映の前にトム・クルーズ&オルガ・キュリレンコ&ジョセフ・コシンスキー監督の舞台挨拶がありました。
トム・クルーズはずっと爽やかな笑顔で観客へ手を振っていて、その姿があまりにも楽しそうだったので
つい、ニコニコしながら手を振り返していました(^^ゞ
さすが、大スターのパワーは凄いなあと感心してしまいました☆