アイザック・マリオン著の小説をもとに映画化したゾンビのラブストーリーです。
予告編を観て、何だか変だけど面白そうだなと気になっていました。
ゾンビの男の子と人間の女の子のラブストーリーは、予想以上に可愛くておしゃれでした(^^ゞ
登場する数々の歌もおしゃれでした~♪
ゾンビになってうろついている男の子の呟きから始まる物語です。
R(ニコラス・ホルト)はゾンビ暦もそこそこの男の子。
もう自分の名前も頭文字のRしか思い出せません。記憶が無くなっているのです。
ほとんどしゃべることも出来ず、ぼんやりとした頭でのんびり歩くしかない現在の自分に
退屈を感じていました。
Rは空腹を感じて仲間たちと出かけます。
目的は生きている人間たち。やはりゾンビの食事は人間なのです。
彼らが町を歩いていると、薬を調達にゾンビの世界へ乗り込んできた若者たちを見つけました。
そこで自分を攻撃してきたペリー(デイヴ・フランコ)を倒したRは、彼の脳を食べ始めます。
脳を食べるとその人の記憶を観ることが出来るのです。
そしてペリーの歴史と感情を取り込んだRは、その場にいたペリーの
恋人ジュリー(テリーサ・パーマー)から目が離せなくなってしまいました。
それにしても、何だか純真な恋の物語でした。
主人公のRは一目惚れしたジュリーに自分の傍に居て欲しくて、ゾンビの世界へと連れて来てしまいます。
ジュリーにしてみればいい迷惑なのですけど、彼女を一心に見つめ、
他のゾンビから守ると言うRを少しずつ信じ始めます。
そして、二人が信頼の絆で結ばれた時、奇跡が起こり始めました。
もちろん、つっこみどころは満載ですけど、ほぼファンタジーのノリで
可愛さを感じさせてしまうところが上手いです(^^ゞ
彼女に振られてイジケていても、彼女の危険を知ると真っ直ぐに彼女を救おうとするパワーも素敵でした。
観終った時、秋にカップルで観るにはぴったりの作品だと思った1本です。
監督:ジョナサン・レヴィン 出演:ニコラス・ホルト テリーサ・パーマー ロブ・コードリー デイヴ・フランコ アナリー・ティプトン ジョン・マルコヴィッチ
2013年 アメリカ 原題:WARM BODIES
(20130909)
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公式サイトはこちらへ http://dead-but-cute.asmik-ace.co.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月21日以降の予定です。