彼が第二次世界大戦中の長崎にいたのですか!?とビックリでした(^^ゞ
カナダの山奥で隠遁生活を送っていたところから始まる物語です。
ローガン[ウルヴァリン](ヒュー・ジャックマン)は恋人ジーンの死から立ち直れずにいました。
彼女が夢の中で攻め立て、彼を死へと誘うのです。
そんな悪夢にうなされながら、彼は世捨て人のように雪山で孤独な日々を送っていました。
そんなある日、ローガンは熊のハンティングへとやって来た若者グループを見かけます。
その夜、悲鳴によって目を覚ました彼は、毒矢によって息が絶え絶えになった巨大な熊を見かけます。
その熊の苦しむ様子に死を悟った彼は、爪を使って止めを刺しました。
そのまま、町の酒場へとやって来た彼は、酒場で凶暴な熊に仲間をやられたと話している若者を見つけます。
悲劇のヒーローの立場に浸っている若者に近付いた彼は、熊から取って来た矢を彼の手に射し、
違法な毒矢を仕込んだからこその出来事だと怒りをぶつけます。
そして、乱闘になりかけた時、赤い髪の日本人女性ユキオ(福島リラ)が彼を外へと連れ出しました。
彼を連れ出したユキオは日本へ来て欲しいと彼を誘います。
ユキオの雇い主は、彼が長崎原爆投下の日に命を救った矢志田(ハル・ヤマノウチ)だったのです。
矢志田が余命幾ばくも無く、最後の別れをしたいという言葉に心を動かされた彼は日本へ向かいますけど
それは彼の命を狙う大きな罠で、厳しい試練が待ち構えていました。
それにしても、本当に日本でしたね~
出だしのカナダを離れたら、ローガン[ウルヴァリン]はずっと日本で戦っています^_^;
日本風の屋敷でも戦い、お寺でも戦い、新幹線の上でも派手に戦っています。
でも、彼は矢志田の怪しげな主治医に仕込まれたものにより治癒力を無くしてしまいます。
いつもはすぐに傷口が塞がるのですけど、今回はずっと血を流したままなので痛々しさが倍増でした。
そんな彼の絶体絶命の危機を救う女性たちがカッコ良かったです~
巨大な力を持つ矢志田グループに育てられたユキオと、
ユキオが姉のように慕う矢志田の孫娘マリコ(TAO)です。
ユキオは周りに比べて小柄なのに強くて動きが綺麗です。
さすがに矢志田の息子シンゲン(真田広之)相手には劣勢になりますけど、
そこはウルヴァリンが頑張ってくれますし(^^ゞ
あと、TAOさんの演じたマリコの美しさも印象的でした。
さすがは世界に認められたモデルさんという感じです。
気丈なところがぴったりですし、武術も強いという設定が似合っていました。
そんな彼女の演じたマリコだからこそ、ウルヴァリンと結ばれるのも納得だなと感じました(^^)
そして、マリコと出会ったウルヴァリンがジーンの亡霊から離れられて良かったなと思いました。
エンドロールの途中に出てくるワンシーンがとても意味深でした。
観終った時、次はどんな闘いが待っているのだろうなあと気になった1本です。
監督:ジェームズ・マンゴールド 出演:ヒュー・ジャックマン 真田広之 TAO 福島リラ ハル・ヤマノウチ ウィル・ユン・リー ブライアン・ティー スヴェトラーナ・コドチェンコワ
2013年 アメリカ 原題:THE WOLVERINE
(20130914)
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公式サイトはこちらへ http://www.foxmovies.jp/wolverine-samurai/