白鳥さんの毒舌に加えて東堂さんの派手なノリにたじたじの田口先生が可笑しかったです~
Aiセンターのこけら落としの数日前から始まる物語です。
Aiセンターの要となる超ハイスペックMRI“リヴァイアサン”が戦車に導かれてやってきました。
戦車に乗っているのは、田口医師(伊藤淳史)です。
無事に役目を終えて自分の医務室に戻ってきた田口を迎えた白鳥(仲村トオル)は
相変わらずの毒舌で変なパワーを撒き散らしていました。
そんな中、密室で10人の男たちが倒れているのが発見されます。
当初は10人とも死亡とされていましたが、一人だけまだ息がありました。
意識不明の重体のまま東城医大病院に運ばれてきた男性だけが事件の生き証人となります。
治療に当たっている速水(西島秀俊)も絶対に助けるという強い意志で治療を続けていました。
事件の遺体を解剖しても、特に目立ったものが見つからず死因が特定できません。
警察も密室で起きていたため、事故の方向で動いていました。
でも、リヴァイアサンを操作する東堂(生瀬勝久)が徹夜の調整を終え、別の遺体をリヴァイアサンにかけると
脳が異常にぼやけて見えることに気付きます。
そして、解剖でも見つからなかった原因が判明し、殺人へ捜査方針が切り替わりました(-_-)
それにしても、まさに医療サスペンスですね~
医療現場を舞台にしてテーマも医療関係を二つも重ねているのに
ちゃんとエンターテイメントになっているところが面白かったです。
こんなふうに殺人が出来てしまうのかと種明かしを知って驚きました。
原作とはまた違った雰囲気の主人公二人のキャラクターも、この世界に似合っているなと感じました。
原作から先に入っていると、どうしても違和感はあるのですけど、
ここまで原作と違っていたら別物!と思えて来ますよね。
(でも、そこは…と思ってしまうところもありましたけど^^;)
まあ、テレビドラマの世界ですものね~と気軽に観られました。
これがファイナルと思うと、やっぱりこの伊藤淳史&仲村トオルのコンビも楽しかったなと思いました(^^ゞ
観終わった時、原作シリーズを最初から読み直してみようかなあと思った1本です。
監督:星野和成 出演:伊藤淳史 仲村トオル 西島秀俊 名取裕子 栗山千明 桐谷美玲 生瀬勝久
2014年 日本
(20140330)
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公式サイトはこちらへ http://batista-movie.jp/