本当に何度も何度もトムは死んでいきました(-_-;)
ヨーロッパを宇宙からの侵略者が襲ってくるところから始まる物語です。
空から光が落ちて来たと思ったら、天変地異ではなく侵略者たちでした。
人間よりも大きな蜘蛛がアメーバー化したような不気味な生物は、
圧倒的なスピードとパワーと数で人間たちを打ち負かしていきます。
現在はドイツもフランスも陥落し、海を越えたイギリスへもその魔の手が伸びようとしていました。
合同軍が劣勢に立たされる中、アメリカ軍のウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は
新開発の起動スーツにより敵に勝ち始めていると明るい展望をPRして兵士の募集をかけてました。
元々広告代理店の社員で、会社の倒産から軍へ“就職”した彼は、戦闘の経験などありません。
彼が行っていたのは、ただ軍への希望者を募ることだけでした。
ある日、突然にケイジは連合軍の将軍から、戦場の最前線の様子を取材しろという命令を受けました。
でも、命の危険を感じた彼は武器の使い方も知らない自分が行く場所では無いと命令を拒否しようとします。
その時、つい将軍を脅すようなことを言ってしまったケイジは、逆に将軍の部下に逮捕されてしまいます。
そして、眠らされた彼が次に目覚めたのは、明日を決戦に控えた基地の中でした(-_-)
それにしても、やっぱり引き込まれました~
出だしから派手に地球が負けていて、起死回生の状況をケイジ少佐がにこやかに宣伝していると思ったら、
いきなり前線に送られて死んでしまいます(-_-)
ただ、その時に起きたことが原因で、ケイジは死ぬと同時に前日の同じ時刻へ戻ってしまうのです。
最初はびっくりしましたけど、それが、もう何度も何度も繰り返されるので、
途中は思わず笑ってしまうシーンもありました^^;
彼に起きた現象を唯一信じてくれたのが、戦場の女神として名高いリタ(エミリー・ブラント)です。
実は彼女にも過去に同じことが起きていました。
ループがなぜ起きるのか、その力で何をしたらよいかをリタはケイジへ伝えてくれます。
その謎はシンプルですけどSF的でなるほどと思いました。
あと、二人は地球を救うために協力していくのですけど、計画の進捗があまりにも少しずつなので
いったいこの後はどうなるのだろうと、だんだん心配になってしまいました。
主人公たち共々、もうダメかも知れないと思えてくるのです。
そして、ラストへの展開はドキドキの連続でした。
何と言っても、SF+ラスボスを倒すために頑張る展開は、最初から最後までトムらしい作品でした~
観終わった時、もう一度大きなスクリーンで観てみようかなあと思った1本です。
監督:ダグ・ライマン 出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント ビル・パクストン ブレンダン・グリーソン
2014年 アメリカ 原題:EDGE OF TOMORROW
(20140623)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は7月4日以降の予定です。
(6月28日・29日に先行上映も予定されています。)