☆「東京国際映画祭2014」も半ばになって来ました

今年も毎日会社へ行きつつ、頑張って観ています(^^ゞ

これまでに観た作品は

23日「ロス・ホンゴス」「ベイマックス」
24日　イベント“ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン”
25日「メルボルン」「タン・ウォン　願掛けのダンス」「遺灰の顔」
26日「マルセイユ・コネクション」「ハングリー・ハーツ」
の7本＋イベントです。

現代社会を反映しているものが多いので、哀しかったり切なかったり胸が痛くなる作品が多いです。
順次、ブログに書いていきたいです。

今日のところは24日に聞いた“ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン”をさらりと(^^ゞ

“ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン”

日本の文化が大好き！とニコニコしながら、自分の写した数々の写真を中心に語っていました。
初めて日本に来た時から、かなり楽しんだようです。
いろいろ見回っていて、料理サンプル模型の凄さにも話題になる前から自分は目を付けていた！と
証拠写真を見せてくれました(^^ゞ

20年以上前の初来日の時に宮崎駿監督作品に出会ってから、その映像表現に魅せられているそうです。
その時に出会ったのは「カリオストロの城」。
知り合いのつてで観たのは作品の一部だったそうですけど、本当に衝撃的だったようです。

特にお気に入りは、花嫁姿のクラリスが黒服たちに追いかけながらカーチェイスしているところを
ルパンが追いかけて止めようとするシーンです。
何度観てもワクワクすると言って、今回のイベントで大きなスクリーンでそのシーンを観て
やっぱり楽しそうに笑っていました(^^)

そう言えば「カーズ」にも、この時にルパンが乗っていた黄色いフィアット 500が登場していたのですね。
あと、奥さまとの馴れ初めにも、この「カリオストロの城」の名シーンが関わっているとか。
公私共にラセター氏の人生には「カリオストロの城」は欠かせない1作になっていました～

もう一つ大好きな作品は「となりのトトロ」だそうです。
またもお気に入りのシーンをスクリーンで見せてくれました。
雨になったので父を迎えに来たサツキとメイがバス停で待っているシーンです。
静かな時間の描き方も、トトロとの交流も、そしてネコバスの魅力も全て素晴らしいと言っていました。

特にネコバスは本当にお気に入りみたいですね～
鹿の頭のようなネコバスのオブジェが飾られている写真も見せてくれました。
ジブリ美術館にあるネコバスが新しくなった時に古いネコバスで作られた物を鈴木Pから贈られたとのこと。
立派なネコバスと共に写っている嬉しそうな写真には思わず笑ってしまいました(^^ゞ

今回のイベントは、これだけ彼にリスペクトされている宮崎駿監督の偉大さを改めて教えてもらった1時間になりました(^^)



（20141024）