ディズニーがケネス・ブラナーを監督に迎えて実写映画化したファンタジーです。
予告編を観た時から、劇場のスクリーンで見るのを楽しみにしていました。
期待通りのキラキラした華やかさと強い心を感じるストーリーに、ニコニコしてしまうような作品でした。
舞踏会のシーンの美しさは圧巻でした~
幸せだった一家の姿から始まる物語です。
美しくて優しい母と、深い愛を注いでくれる父のもとに生まれたエラはとても幸せな子供でした。
でも、いつも笑顔で過ごしていた日々はやがて哀しみに彩られてしまいます。
母を病で失ったのです。
それでも、エラは母の言いつけを守り、“勇気と優しさ”を胸に笑顔で成長していきました。
ある日、父は娘二人を抱えて未亡人になったトレメイン夫人(ケイト・ブランシェット)との再婚を決めます。
エラは父の幸せにと賛成しますけど、心の中は複雑です。
しかも、初対面から新しい母や姉二人は言いたい放題で感じの悪い印象です。
父が仕事で旅に出ることが決まると、エラの心は不安でいっぱいになりました。
その不安は的中してしまいます。
父が旅先で重い病に罹り亡くなってしまったのです。
自分を愛してくれる人を失った彼女は、両親の愛した家を守ろうと必死に頑張ります。
でも、そんなエラを継母たちは召使のように扱き使い始めました(T_T)
それにしても、エラはいい子ですね~
辛くても言いつけを守り、寂しくてもネズミを友達に笑顔で頑張るなんて…
その健気さには誰もが応援したくなってしまいます。
しかも、心が純粋で笑顔がキュートで、ドレスになったら光り輝くように美しくなるなんて
これだったら誰でも絶対に恋してしまいますよね(^^ゞ
最後まで勇気と優しさを忘れなかったエラに心の中で拍手を贈りました。
そして観終った時、この舞踏会の美しさはずっと忘れられないだろうなあと感じた1本です。
監督:ケネス・ブラナー 出演:ケイト・ブランシェット リリー・ジェームズ ヘレナ・ボナム・カータ リチャード・マッデン ソフィー・マクシェラ ホリデイ・グレインジャー デレク・ジャコビ ノンソー・アノジー ステラン・スカルスガルド ベン・チャップリン ヘイリー・アトウェル
2015年 アメリカ 原題:CINDERELLA
(20150517)
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公式サイトはこちらへ http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html