やっぱり主役は恐竜たちでした~
兄弟の少年たちが1週間の予定で叔母の働く“ジュラシック・ワールド”へ遊びに行くところから始まる物語です。
大事故から22年が過ぎ、島は新しい経営者の手により安全で大人気のテーマパークへと生まれ変わっています。
弟のグレイ(タイ・シンプキンス)は恐竜が大好きな男の子で、今回の旅行を楽しみにしていましたが
ティーンエイジャーの兄ザック(ニック・ロビンソン)は恐竜よりも女の子の方に興味のある年頃で
幼い弟を連れての二人旅にはちょっと不満。
ヘッドホンをつけて親の言うことにも反抗的な態度を取っていました。
でも、とりあえず着いた先は日々2万人以上の来場者が集まる世界で一番の人気スポットです。
叔母クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が自分たちの世話を助手任せにしてしまったという不満もありましたけど、
本物の恐竜たちを前にしたら、そんな小さな不満など飛んでいきます。
そして、助手が電話に夢中になっている隙に、二人は監視の目から離れて自由行動を始めてしまいました。
同じ頃、遺伝子操作により生まれた最強の恐竜インドミナス・レックスのエリアで異変が発生します。
厳重な管理の元にいたインドミナスが脱走などしていないはずなのに、赤外線センサーに反応しないのです。
高い壁には鉤爪の痕が残されていたため、壁を乗り越えたのかもと係員が調査のためにエリアへ入りましたが、
GPSではすぐそばに居ることになっていました…
それにしても、弱肉強食の世界では恐竜たちはめちゃくちゃ怖いですね~
いくら科学が進歩して彼らを抑えたとしても、その科学を使っているのは人間です。
人間が騙されれば破られてしまうのですよね。
しかも、今回は色々な遺伝子が組み合わされた超強力なハイブリッド恐竜が登場します。
このインドミナス・レックスは強い上に賢くて、予想もしなかった能力も備えています。
たった1匹の最強な生物に翻弄されてパークが崩壊していく展開に、スクリーンから目が離せませんでした。
私利私欲の人も、自己保身の人も、自己過信の人も、恐竜の強さには太刀打ち出来ません。
そして、ラストシーンまで恐竜たちの存在感は圧倒的でした。
観終った時、本当のパークではなくスクリーンで良かった~とほっとしたと同時に
これは4Dでも観てみたいなあとちょっと思ってしまった1本です(^^ゞ
監督:コリン・トレヴォロウ 出演:クリス・プラット ブライス・ダラス タイ・シンプキンス ニック・ロビンソン ヴィセント・ドノフリオ
2015年 アメリカ 原題:JURASSIC WORLD
(20150715)
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公式サイトはこちらへ http://www.jurassicworld.jp/追伸
この映画はジャパンプレミアで観ました。公開は8月5日以降の予定です。