007 スペクター

悪の組織スペクターが登場するダニエル・クレイグ主演のシリーズ第24作です。
せっかく先行上映するというので、チャレンジしてみました。
相変わらず派手にアクションを繰り広げながらも、ボンドの敵と謎に近付く展開にドキドキしました。

オープニングのカッコ良さはさすがでした～

メキシコでのカーニバルのシーンから始まる物語です。
街中が仮面で仮装している人々で溢れているカーニバルの日。
ジェームズ・ボンド（ダニエル・クレイグ）は男たちがいる部屋の向かいのビルから
仕掛けた盗聴器の拾う声に耳を済ませていました。
男たちがこれから爆破テロを起こすと確信したボンドは、向かいの部屋にライフルの照準を合わせます。
そして、彼の撃った弾が敵の持っていた爆薬に着弾すると、ビルが倒壊するほどの爆発が起きました。

ボンド自身も倒れてくるビルを避けながら、何とか地上へと降り立ちます。
ふと気付くと、狙っていた男が怪我をしながらも逃げ出していました。
男が逃亡のためのヘリを呼ぶと、ボンドも何とか男に追いついてヘリへ乗り込みます。
そして格闘の末に男もヘリの操縦士も空から落とし、ボンドはヘリを安全な場所へ移動させました。
でも、爆破テロを未然に防いだボンドだったのに、帰国した彼を待っていたのは謹慎処分でした。

それにしても、相変わらず派手な映画ですね～
予告編にも流れていたビルの倒壊シーンは始まって間も無く登場します。
その後もヘリのシーンや街でのカーアクション、雪山でも車や飛行機でのチェイスなどアクション三昧です。
しかも、巨大で凶悪な謎の組織スペクターを潰すために、ジェームズ・ボンドが命掛けで挑みます。
そのスペクターとはどんな組織なのか、どうしてボンドを敵視するのかという謎が
次第に明かされていく展開が面白かったです。

ラストにかけて、美しいマドレーヌ（レア・セドゥ）とあまりにも仲が良さそうだったので、
これでシリーズも終わりですか？思えてしまいましたが、それは違うようです（笑）
観終った時、ボンドはどんな感じで戻ってくるのかなあと次作が楽しみになった1本です。



監督：サム・メンデス　出演：ダニエル・クレイグ　クリストフ・ヴァルツ　レア・セドゥ　レイフ・ファインズ　ベン・ウィショー　ナオミ・ハリス　アンドリュー・スコット
2015年　アメリカ　原題：SPECTRE
（20151128）

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