映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年

「ちびまる子ちゃん」の放送25周年を記念して創られた劇場版長編アニメです。
観たい映画は色々ありますけど、今日は心が優しくなれそうな作品が観たいなあとチャレンジしてみました。
期待通りの心がほんわかするような物語で、懐かしさを感じるような世界が広がっていました。

ネットも携帯も無い時代だったのだなあとしみじみ思ってしまいました(^^ゞ

ちびまる子ちゃん（TARAKO）のクラスへ外国から6人の留学生がやって来る物語です。
もともとは同級生の花輪クンの家へやってきたのですけど、豪邸の彼の家では日本の雰囲気が分からない（笑）と
希望したクラスメイトたちの家へ10日間のホームステイをすることになりました。

たまちゃんの家には香港から来た可愛いシンニーちゃん。
野口さんの家にはブラジルから来た明るくていつもサンバを踊っているジュリア。
小杉の家にはハワイから来た食いしん坊のネプ。
はまじの家にはインドから来たちょっと不思議なシン。
花輪クンの家にはアメリカから来たマーク。
そして、まる子の家には何故か初対面でまる子をとても気に入ったアンドレアが来ることになりました。

まる子はどうして自分をアンドレアが気に入ってくれたのかが分からなくて、ちょっと引き気味です。
でもやがて、アンドレアとまる子の家族が話しているうちにその理由が分かってきます。
実は日本がとても好きだったアンドレアのおじいさんに関係がありました。

それにしても、まる子でイタリアってそういう意味ですか！？と笑ってしまいました。
でも、そんなところも含めて、ファンタジーのようなこの世界のほのぼのとした雰囲気が楽しかったです。

他人への優しさも、友達を大切にする気持ちも、遠い時間を越えても忘れられない友情も
現代の忙しさの中では忘れられがちなものです。
夏の物語なのにこの年末に上映されるのも、これを観て優しい気持ちになって欲しいと
誰かが願ったのかなあと思ってしまいました(^^ゞ

そして、何と言ってもまるちゃんがめちゃくちゃ可愛かったです♪
ずっとニコニコしながら、素直なまるちゃんの姿を楽しんでいました。
観終った時、今日はこの作品を選んで正解だったなあとニッコリした1本です。



監督：高木淳　声の出演：TARAKO　中川大志　劇団ひとり　パパイヤ鈴木　渡辺直美　ローラ　渡辺菜生子　屋良有作　一龍斎貞友　島田敏　水谷優子
2015年　日本
（20151224）

→公式サイトはこちらへ　http://chibimaru-movie.com/