マーベルコミックシリーズの異色のキャラクター“デッドプール”を
映像化を熱望したライアン・レイノルズが主演&プロデュースで創り上げたSFアクションです。
かなり独特な雰囲気とは聞いていたのですけど、やっぱり気になったのでチャレンジしてみました。
噂通り、自己中でお下品である意味とても自由な精神の主人公でした~
不死身って痛そうだなあと思ってしまいました(-_-)
ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は特殊部隊で活躍した元傭兵で、
現在は可愛い女の子を気まぐれに助けては小金を稼ぐようなその日暮らしの毎日を送っていました。
ある日、ウェイドは美しい女性ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と運命的に出会います。
お互いにずっと一緒に生きていきたいと願える人と巡り逢えたのも束の間、
ウェイドは突然に倒れて意識を失ってしまいます。
悪性腫瘍に冒されていたのです。
すると、絶望で何も考えられなくなったウェイドの前に、Mr.スミスのような怪しい男が現れて
輝かしい軍歴を持つ彼には特別に癌を治して新たなパワーも与えましょうと言います。
一度は治療を断ったウェイドでしたけど、命には替えられないと恋人にも秘密にして治療を受けることにします。
それは彼の悪夢の始まりでした。
それにしても、本当におバカなキャラクターですね~
簡単に騙されるし、しゃべる台詞はR15ばかりですし、めちゃくちゃです。
そこはもう、笑うよりも圧倒されてしまいました^_^;
しかも、首は飛ぶし、主人公は「127時間」をしてしまうし、全く困った展開です。
いくら不死身と言っても、痛さは感じるのよね!と本人に聞いてみたくなるほど、身体を痛めつけていました(T_T)
そんな、目を背けたくなるような、耳を塞ぎたくなるようなシーンが多い中、個人的に楽しかったのは
ちょっと過激な口調の映画ネタが、出だしからエンドロールの後までたくさん登場すること。
ここは思わず笑ってしまう台詞が多くて楽しかったです(^^ゞ
何と言っても、主人公の心の自由さには笑わされました~
観終った時、予想通りの主人公だった割には楽しめたかもとちょっと感じた1本です。
監督:ティム・ミラー 出演:ライアン・レイノルズ モリーナ・バッカリン エド・スクレイン T・J・ミラー ジーナ・カラーノ ブリアナ・ヒルデブランド
2016年 アメリカ 原題:DEADPOOL
(20160601)
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公式サイトはこちらへ http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/