放射能の怖さにぞわっとしてしまいました。
ある日、東京湾で無人のボートが発見されました。
連絡を受けた職員がボートの捜査をしたところ、船内には荒らされたような様子は無く、靴は綺麗にそろえてあります。
そして、さらに職員が報告をしていたところ、ボートに激しい衝撃が起きました。
同じ頃、東京湾アクアラインで崩落事故が起きました。
また、東京湾では原因不明の水蒸気が上がり、東京湾全体が航行禁止になってしまいます。
未曾有の事態に政府としても早急な対応を迫られます。
でも、情報が少なく原因不明のまま会議は空回りしていきました。
内閣官房副長官・矢口(長谷川博己)はネットの情報からの類推で大型の海洋生物ではないかと発言し
他の政治家たちから呆れられます。
誰もそんな海洋生物がいるとは思えなかったのです。
しかし、テレビ中継で大きな尻尾のようなものが映し出されると、ようやく会議も生物の存在を信じます。
そして、生物学者に声を掛けて有識者会議のメンバーを集めろという指示がでました。
それにしても、今回のゴジラのパワーは凄いですね~
実はゴジラのシリーズはほとんど観たことが無くて、第1作をテレビで観たのと洋画のゴジラだけです。
洋画のゴジラは何となく爬虫類っぽい感じでしたけど、今回のゴジラは昔のようなゴジラに
もの凄い力が加わって無敵にパワーアップしていました。まさに神です。
全体的には内閣官房副長官が主人公だけあって、会議室のシーンが多いです。
しかも専門的で難しい言葉が早口言葉のように飛び交います。
政治的判断で動く会議に役人たちも現状への対応が遅いとイライラを隠せません。
どんな会議か次々と字幕が出る演出と台詞量の多い緊張感のある展開に、
頭をぐるぐるさせながらスクリーンをじっと見つめていました。
そして、ラストの総力戦にはドキドキさせられるような展開が待っていました。
見応えのある作品でした。ただ、内容的に前半は小さなお子様には難しいかもですね。
観終った時、ふと周りを見渡したら、男性率が圧倒的だなあと思った1本です。
監督:庵野秀明 樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ 大杉漣 柄本明 高良健吾 市川実日子 塚本晋也 津田寛治
2016年 日本
(20160730)
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