あの名作「ターザン」をデヴィッド・イェーツ監督が新たに創り上げたアクション大作です。
予告編を観て、どんな物語が繰り広げられるのだろうと気になっていました。
あの優しそうなアレクサンダー・スカルスガルドの演じるターザンはスーツもジャングルも似合う
最高のヒーローでした(^^ゞ
出だしは意外に政治的な雰囲気でした。
コンゴがベルギーの植民地になったところから始まる物語です。
資源が豊富でお金になると考えられたコンゴでしたけど、ベルギーによる開発は思うように進みません。
とうとう破産寸前になったベルギー国王は、打開策としてレオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)に
開発の指揮を取らせました。
レオンはコンゴの価値はダイヤモンドにあると確信し、ダイヤモンド鉱山を握る地元民族に接触を図ります。
族長ムボンガ(ジャイモン・フンスー)と対面できた彼がダイヤモンドを手に入れる条件を尋ねると
族長はイギリス貴族のジョン・クレイトン3世(アレクサンダー・スカルスガルド)を連れて来るように言います。
実はその貴族こそ、過去にこのコンゴのジャングルの王として君臨したターザンその人でした。
それにしても、やっぱりアレクサンダー・スカルスガルドのターザンはカッコいいですね♪
何だか政治的に怪しい雰囲気から始まって難しい設定なのかと思っていたら、
やっぱりジャングルで大活躍する“ターザン”でした(^^ゞ
しかも、ターザンを演じるアレクサンダーがカッコいいのはもちろんのこと、
妻ジェーン役のマーゴット・ロビーも強くて優しい心を持つ美しい妻を体現していて、まさに美男美女カップル。
自分に新しい人生をくれた最愛の彼女を救うためなら、ターザンが命を掛けて必死になるのも納得です。
そして何と言っても、ジャングルを自由自在に走り抜けるダイナミックな映像は楽しかったです。
観終った時、前夜の雷に眠れなくて疲れた脳でも、元気に観られる映画だったなと感じた1本です。
監督:デヴィッド・イェーツ 出演:アレクサンダー・スカルスガルド マーゴット・ロビー サミュエル・L・ジャクソン クリストフ・ヴァルツ ジャイモン・フンスー
2016年 アメリカ 原題:THE LEGEND OF TARZAN
(20160801)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/tarzan/