『
糸』 9月1日 T・ジョイ横浜にて
中島みゆきの「糸」をモチーフに瀬々敬久監督が菅田将暉&小松菜奈主演で
平成に生きる若者たちを描いたドラマです。
北海道で生まれ育った漣と葵。子供の頃に引き裂かれた二人の人生が交互に描かれていきます。
地元で家庭を持ち地道に生きてきた漣と、浮き沈みの大きい人生を生きてきた葵。
すれ違っていた二人の人生がようやく重なったシーンに、ほっとした気持ちになった1本です。
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公式サイトはこちらへ https://ito-movie.jp/『
ソワレ』 9月2日 TOHOシネマズ川崎にて
ある事件により逃避行を始めた男女の恋の行く末を村上虹郎&芋生悠主演で描いたドラマです。
村上虹郎さんが演じる翔太が全く悪気無く、軽い気持ちで犯罪を重ねていく様子がちょっと不気味でした。
また、前日に観た『糸』の葵ちゃんも可哀想な家庭状況でしたけど、
今作のタカラちゃんの境遇は可哀想なんて言葉も言えないほど酷いです。
そんな二人の逃避行は行き当たりばったりで、当然上手くいく訳はありません。
それでも、この行動が二人の心に大きな変化を起こしていく展開からは目が離せませんでした。
観終わった時、他人を理解し自分の姿を再認識した翔太はこれからどんな人生を送るのだろうかと
しばらく考えてしまった1本です。
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詳しい感想はこちらへ https://non-yo-00.blog.ss-blog.jp/2020-09-22→
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ミッドウェイ』 9月14日 TOHOシネマズ日比谷にて
ローランド・エメリッヒ監督が太平洋戦争のミッドウェイ海戦を描いた戦争映画です。
真珠湾攻撃で大打撃を受けたアメリカ海軍がどのように分析してミッドウェイ海戦に
対応していったかを描いています。
ローランド・エメリッヒ監督は大スクリーンが似合う映像が得意ですけど、今作はそれだけでなく
出来るだけ史実に沿った物語を描こうと頑張っている気がしました。
俳優陣も揃っていて見応えのある作品でした☆
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チィファの手紙』 9月17日 T・ジョイPRINCE品川にて
岩井俊二監督が邦画版の前に中国で製作したもうひとつの『ラストレター』とも言えるドラマです。
ストーリーや展開は『ラストレター』とほぼ同じですけど、
このストーリーは中国が舞台の方が合っているのかも知れませんね。
邦画版よりも切なくて痛々しさがリアルに伝わってきた気がしました。
子どもたちに未来を感じるのは一緒ですね(^^)
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窮鼠はチーズの夢を見る』 9月26日 T・ジョイ横浜にて
水城せとな著のコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」を行定勲監督が大倉忠義&成田凌主演で描いた
ラブストーリーです。
これだけ愛する人を求め、熱烈に愛される二人の関係が徐々に変化していく展開を静かに綴っていきます。
なるほどR15+ですね~と感じるシーンにはちょっとびっくりしましたけど、
これだけ愛されたら幸せだろうなとしみじみと感じた1本です。
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公式サイトはこちらへ https://www.phantom-film.com/kyuso/『
ミッドナイト・スワン』 9月29日 TOHOシネマズ日本橋にて
新宿二丁目でニューハーフショークラブのステージに立つ主人公と
バレーダンサーを目指す少女との絆を描いたヒューマンドラマです。
草なぎ剛さんが演じる主人公・凪沙がトランスジェンダーとして悩みつつも
少女に対して次第に愛情を深めていく展開に引き込まれました。
そして、凪沙の勇気の代償はとても衝撃的でした…
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公式サイトはこちらへ https://midnightswan-movie.com/『
オフィシャル・シークレット』 9月30日 TOHOシネマズシャンテにて
2003年のイギリスGCHQの職員が機密事項のメールをリークした実際の事件を映画化した作品です。
そのメールとはアメリカがイランとの戦争を正当化するために国連で有利な支持を得られるよう
指定した国々に関する諜報活動をせよという指示だったのです。
『ジョーンの秘密』のスパイとは違って、主人公の行動は法律的には違反しているけれど、
道義的には理解できるなと感じました。
また、彼女を援護する弁護士役のレイフ・ファインズもさすがの存在感でした。
観終わった時、こうして映画として観ることが出来て良かったと思った1本です。
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詳しい感想はこちらへ https://non-yo-00.blog.ss-blog.jp/2020-10-11→
公式サイトはこちらへ http://officialsecret-movie.com/9月は7作品の映画に出会えました。
かなり衝撃を受けた作品が多かったです~