アベンジャーズ分裂の闘いの果てに犯罪者として追われる身になったナターシャ・ロマノフ
[ブラック・ウィドウ](スカーレット・ヨハンソン)は人里離れた山奥でひっそりと暮らしていました。
以前に暮らしていたアパートに残されていた荷物が届いた日の夜のこと。
車を走らせていると、いきなり見知らぬ敵からの攻撃を受けます。
闘いの中で敵の狙いが自分ではなく黒いケースだと気付いたナターシャは、
ケースの中身を持ち出すと辛くも強敵から逃れ、荷物の送り元のアパートへと向かいます。
そこでは、生き別れになっていた妹エレーナ(フローレンス・ピュー)が銃を手に待ち構えていました。
それにしても、やっぱりブラック・ウィドウはカッコいいですね~
今回の作品はアベンジャーズがバラバラになってしまった『シビル・ウォー キャプテン☆アメリカ』と
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の間の物語が描かれています。
(なので『アベンジャーズ エンドゲーム』で究極の選択をした彼女の活躍が見られます。)
彼女が“家族”というものにどれほど強い想いを持っていたのかが解ります。
まだ子供の頃、作戦のために偽装家族としてアメリカで暮らした数年間が
彼女にとって唯一の平和で愛を感じる幸せな時代だったのです(T_T)
今作では、もともと他人同士だった家族が、彼女の深い愛と強さで一つになっていきます。
彼女の愛の大きさと、最後まで慈しみの想いを失わずに闘い抜いた姿が印象に残りました。
そして、そんな彼女だったからこそ、バラバラになったアベンジャーズを大切な居場所と感じ、
元の絆を取り戻すために必死に頑張ったのだと改めて実感しました。
長い長いエンドロールの後、やっぱりこの物語は『アベンジャーズ エンドゲーム』の後へ続くのねと
解る映像が出てきます。
全てを観終わった時、えー!続きは!?とやっぱり言いたくなった1本です。
監督:ケイト・ショートランド 出演:スカーレット・ヨハンソン フローレンス・ピュー レイチェル・ワイズ デヴィッド・ハーバー
2021年 アメリカ 原題:BLACK WIDOW
(20210713)
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公式サイトはこちらへ https://marvel.disney.co.jp/movie/blackwidow.html