ドラゴンのサフィラがかわいかったです~

農家の叔父一家に育てられたエラゴンは、ある夜、こっそりと森へ狩猟に出かけた。
獲物の鹿をみつけて弓矢を放ったところ、突然、鹿が青い石に変わってしまう。
その不思議な石を持ち帰り、食料に交換しようと肉屋に見せるが
密漁がばれるのを恐れた肉屋は彼を追い返す。
仕方なく家へ持ち帰ったところ、その石から羽を持つ小動物が誕生した。
それは長年待たれていたドラゴン・ライダーの誕生の瞬間だった…

ドラゴンがいて、勇気のある少年いて、彼を導く老賢人がいて、魔法がいっぱいで
そしてドラゴン・ライダーとして成長していく…
派手な映像とドラゴンの姿が見所の、本当にRPGのような作品でした(笑)

“遺志を継ぐ者”というだけあって、“遺志”を伝える老賢人ブロム役の
ジェレミー・アイアンズが本当の主役かも知れませんね。
彼の存在感があってこその作品だと思います。

やっぱり、あの重量感のある『ロード・オブ・ザ・リング』を観てしまった今では
どうしても軽いなあと思ってしまうのですけれど
旅のシーンの美しい風景を、裏を考えたりすること無くきれいだなあと鑑賞できます (^^ゞ
(『ロード・オブ・ザ・リング』はいつ何が出てくるかとか、誰が裏切るかとか
ずっとドキドキしてしまうのです。)

ストーリーのスピードに素直に乗って楽しめる1本です。


(061222)