さすがは韓流と思わせる展開のピュアなラブストーリーでした(^^)

高校生のミン(イ・ジュンギ)は陶芸家の父と共に韓国から日本へやって来た。
父が京都の大学に客員として1年間の予定で呼ばれたのだ。
日本語も全く分からないミンだが、京都の町を一人気ままに自転車で走り回っていた。
その途中に立ち寄った神社で一人の巫女(宮崎あおい)と出会う。
彼は優しい彼女に一目惚れするのだが…

高校生のピュアな恋の行方を描いていました。
能天気なほどに明るくて行動的な男の子と
静かで繊細でちょっと寂しげな笑顔を浮かべる少女。
きっと主演の二人のために用意されたキャラクターなのでしょう。
男の子の方も似合っていましたけど、特に少女の方は宮崎あおいさんにぴったりでした。

荒れた生活を送る母を持つ少女は、家族のために恋を犠牲にします。
自分に明るさと希望を取り戻してくれた大切な恋。
でも諦めきれず、そして恋人を信じていたいと思うからこそ何年も思い続けていきます。
来ない相手を一人待ち続ける姿の中に、想いの強さと切なさを感じさせてくれました。

それにしても、初雪のデートって本当に幸せになるのでしょうか(^^ゞ
そういうジンクスもかわいくて楽しいですね。

「おおきに」って優しい言葉だなあと思った1本です。

監督:ハン・サンヒ 出演:イ・ジュンギ 宮崎あおい
2006年製作 日本/韓国
(070427)