古代の英雄叙事詩をロバート・ゼメキス監督お得意のフルCGアニメで映像化した作品です。
大きな画面で映画を観たいなあと思って、終了直前に観て来ました~

海に面した王国の勇者フロースガール王(アンソニー・ホプキンス)が酒宴を楽しんでいたところ、
その音を嫌がった怪物グレンデルが突然、館へと乱入してきた。
怪物は叫び声を上げて逃げ惑う人々を次々と殺戮し、館は血の海と化す。
しかしフロースガール王が戦いを挑むと、何故か怪物は逃げ出した。
翌日から酒宴や音楽を禁止した王は、怪物を倒した者を報奨するとお触れを出す。
その事件とお触れを聞きつけた勇士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)が最強の戦士たちを引き連れて到着した。
フロースガール王はベオウルフを歓迎し、おとりとなるように酒宴を開く。
その夜、待ち構えている戦士たちの前に、怪物グレンデルが現れた…

ファンタジー+アクション+CGアニメの作品です。
ど派手なアクションは迫力で、画像が凝ってました~ 特に光が綺麗で印象的でした。
(ただ、かなりグロいシーンもありました…)

先に観た友達が、ゲーム好きの人にはぴったりかもと言っていたのは、なるほど~と思いました。
ストーリー展開も早く、ちょっと謎解きもあって楽しかったです。
でも、『ポーラ・エクスプレス』の時も感じたのですけど
CG化された人物の蝋人形のような顔は微妙に怖いですね。
ただ『ポーラ・エクスプレス』と違って今回は大人たちばかりなので、そんな怖さもOKでした(^^ゞ

出番は多くないですけど、アンジェリーナ・ジョリーの魔力のような輝きは圧倒的です。
彼女の存在感が物語の不気味さを引き立てていました(^^)

こういう物語が好きな人にはお勧めかなと思った1本です。

監督:ロバート・ゼメキス 出演:レイ・ウィンストン アンジェリーナ・ジョリー アンソニー・ホプキンス ロビン・ライト・ペン
2007年製作 アメリカ 原題:BEOWULF
(080110)