予告編を観て、クリストファー・ウォーケンがおかしな役をやっている!?とびっくりしていた作品です。
友達に連れられて観て来ました~
力の抜けるような軽~い笑いに、すっかり笑わされてしまいました(^^ゞ

12歳の時、天才卓球少年として名を馳せたランディ(ダン・フォグラー)。
だが15年後の今では、場末のカジノで受けない卓球芸を披露している日々を送っていた。
そんな彼の元へ突然FBIがやって来た。
FBIの狙っている大物容疑者フェンが秘密の卓球大会を開くので、極秘捜査に加わってほしいというのだ。
その大会に出られるのは、卓球の腕によってフェンから招待を受けた者のみ。
15年前のトラウマにより試合からはずっと遠ざかっていた彼には難しい注文だった…

全米3位。製作費2500万ドル。どう考えてもめちゃくちゃな設定で、
こういう映画にお金をかけて楽しめるなんてアメリカってすごいなあと思うような作品でした(笑)
(ちょっと調べてみたら、アメリカでは昨年の8月末から3週連続でベスト10に入っていました。)

和洋折衷というか、日本も中国もごちゃ混ぜで何でもありでした~
なんといっても、クリストファー・ウォーケンが中国人で中国の元卓球チャンピオンという設定から笑えます。
マフィアのボスとしてちょっとお飾り的に出ているのかなあと思ったら、最後はちゃんと卓球で闘っていました!
彼の役の雰囲気は、昔の特撮もの(仮面ライダーとか)の悪役のイメージで
悪いことをしている人なのに、どこか憎めないようなところが可笑しかったです(^^ゞ

主演のダン・フォグラーはジャック・ブラックから少し毒を抜いて、たくさん体脂肪を増やしたような人で
めちゃくちゃな設定でも素直に卓球に燃えている人でした(笑)
盲目の卓球名人や、名人の姪のマギー・Qに特訓を受けて、何とかフェンに招待されるまでになります。
不真面目そうな外見とは裏腹に主人公が一番まともな人でした(^^)

きっと、こういう作品はコーラとポップコーンを片手に爆笑するのが一番なのでしょうね!
私としては一瞬だけ出てきたマシ・オカに、ヒロ大丈夫??と気になってしまった1本です(^^)



監督:ロバート・ベン・ガラント 出演:ダン・フォグラー クリストファー・ウォーケン マギー・Q
2007年製作 アメリカ 原題:BALLS OF FURY
(080319)

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は3月22日以降の予定です。