1960年代の人気ドラマをスティーヴ・カレル&アン・ハサウェイ映画化した作品です。
楽しく笑えるコミカルなスパイ・アクションでした~

アメリカの極秘諜報機関に所属するマックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)にとって
今日は8度目の挑戦となった昇格試験の結果が発表される日。
昇格してエージェントになり、世界をまたにかけたスパイになることこそが彼の夢だった。
だが彼の上司であるチーフ(アラン・アーキン)は彼の素晴らしい分析力を惜しみ、
試験の結果は良かったのに分析官のまま頑張れと言うばかり。
翌日、気落ちしているスマートがとぼとぼと出勤すると、なんと本部が敵の襲撃を受けて壊滅していた…

真面目な顔をして頑張っているのにドジばかりのスティーヴ・カレルが可笑しかったです~

敵にエージェントの個人情報が盗まれてしまったため、敵に顔が知られていないということで
運良くエージェントに昇格してしまったスマート。
彼は同じく顔が知られていない、整形したてのエージェント99(アン・ハサウェイ)と共に
敵のアジトへと乗り込んで行きます。
ドジなくせにやる時はかっこよく決めてしまうスマートと、
能力が高くてスマートの危機を救っていくエージェント99のコンビは楽しかったです。

何と言ってもスティーヴ・カレルのトークは可笑しかったです~
意外にかっこ良く似合うアン・ハサウェイのアクションも楽しかったです~
頼りなさそうで実は最後には決めてくれるチーフ役のアラン・アーキンも可笑しかったです~
そして、秘密基地のような次々と扉の出てくる本部の入り口に象徴されるような
なんとなくレトロで懐かしいとぼけた感じが全体的に漂っていて楽しかったです(^^ゞ

何も考えずに軽~く楽しめる映画が観たいなあと思った時にはお勧めの1本です。



監督:ピーター・シーガル 出演:スティーヴ・カレル アン・ハサウェイ ドウェイン・ジョンソン アラン・アーキン
2008年 アメリカ 原題:GET SMART
(20080924)

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は10月11日以降の予定です。