チワワのクロエはビバリーヒルズに暮らしているセレブ犬。
飼い主のヴィヴ(ジェイミー・リー・カーティス)は化粧品会社の社長で
クロエのことを自分の子供を可愛がるように大切にしていた。
クロエのファッションは帽子から靴までもちろん一流ブランド品。
食事は美味しいステーキ。日課は自宅のプールサイドでの日光浴。
首輪はダイヤのネックレスで、移動はヴィトンのバックの中に納まっている。
ある時、ヴィヴの主張中にクロエの世話をする人の都合がつかなくなり、
たまたま居合わせた姪のレイチェル(パイパー・ペラーボ)に世話を託された。
だが、レイチェルは友達とメキシコへのバカンスに行くため、クロエを一緒に連れて行ってしまう。
遊びに夢中なレイチェルの出した缶詰食にイライラしたクロエがレイチェルを追って外に出たところ、
犬を物色していた犬の窃盗団に誘拐されてしまった…
犬たちのウィットに富んだ会話が可笑しくて楽しかったです~
お嬢様だったクロエがメキシコでの旅で自分のルーツを知り成長していく物語です。
セレブのチワワがいきなり闘犬場に送られてドーベルマンと対決させられてしまうのもビックリですけど、
その後、アメリカに向かってメキシコを縦断しつつ、チワワのルーツをたどってしまうのも凄かったです。
集団になるとピューマも撃退してしまう迫力があるのです(笑)
そんな中、正義感の強いシェパードのデルガドはクロエを助けて旅を続けていきます。
この2匹の会話が楽しかったです~
字幕版で声を担当しているのはクロエ=ドリュー・バリモア、デルガド=アンディ・ガルシアです。
セレブで世間知らずだけど勝気なクロエと、そんなクロエを見捨てられずに守っていくデルガドに
キュートなドリューと渋いアンディの声はぴったりでした。
そんな大きなデルガドと小さなクロエが並んでいる姿はとっても可愛かったです(^^)
字幕版でも笑いの絶えない作品でしたので、吹替版で子供たちがいっぱいだったら
きっと劇場が笑いに溢れるだろうなあと、ちょっと吹替版も観たくなった1本です(^^)
監督:ラージャ・ゴスネル 出演:パイパー・ペラーボ マノロ・カルドナ ジェイミー・リー・カーティス
声の出演:ドリュー・バリモア アンディ・ガルシア ジョージ・ロペス
2008年 アメリカ 原題:BEVERLY HILLS CHIHUAHUA
(20090417)
追伸
映画は試写会で観ました。公開は5月1日以降の予定です。