藤子不二雄A原作の名作コミックを嵐の大野くん主演で映画化した作品です。
ドラマは未見でしたけど、気になっていたのでチャレンジしてみました。
映画の怪物くんの世界は… ちょっと不思議なファンタジーの世界でした(^^ゞ
本当にみんな楽しそうに演じていました~
怪物くん(大野智)が3人のお供たちドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、
フランケン(チェ・ホンマン)と共に怪物ランドを飛び出して、インドの王国にやって来る物語です。
怪物くんは王位継承者としての就任式にみんなから彼の我が侭な性格を問いただされて怒りに駆られ、
怪物ランドを飛び出してきてしまいます。
ちょっと変なドラゴンに乗ってやって来たのは、日本ではなくてインドです。
なんとか不時着した彼らが降り立ったのは、姫がいなくなっていた王宮でした。
幼くして王国を背負う責任を持ってしまった姉弟のピラリ姫(川島海荷)とカー王子(濱田龍臣)。
そんな王国を乗っ取ろうと企む、石のパワーを持つヴィシャール(上川隆也)。
ヴィシャールの裏で自分の計画を密かに進めているデモキン(松岡昌宏)。
もともと貧しいけれど人の心がきれいだからこそやってこれた国が欲望を操られて壊れかけている上に
怪物くんたちがやってきて、ますます王国は混乱していきます。
そして、ピラリ姫が自分の命をかけて民を守ろうとした時、
我が侭な怪物くんもようやく本気モードで立ち上がりました。
それにしても、本当に我が侭なキャラクターですね~
嫌な事があったら避けようとするし、叱られようなら煩いと怒り出します。
それでも何となく愛嬌があるように見えるのは、大野さん故なのでしょうね(^^ゞ
また、そんな怪物くんは幼い子供たちには等身大のキャラクターなのです。
きっと、子供たちは怪物くんと一緒になってワクワクしながら楽しむのだろうなと思いました。
そして、そんな怪物くんを全く違和感無く演じている大野さんはすごいなあと感じました。
観終わった時、我が侭にも責任が必要っていい考え方だなとしみじみ思った1本です。
監督:中村義洋 出演:大野智 八嶋智人 上島竜兵 チェ・ホンマン 上川隆也 北村一輝 川島海荷 濱田龍臣 松岡昌宏 稲森いずみ 鹿賀丈史
2011年 日本
(20111220)
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