中国・清代の怪異譚を基に、人間を愛してしまった美しき妖魔を描いたラブストーリーです。
予告編を観て、ちょっと怖そうで妖しげな雰囲気が夏にピッタリだなと気になっていました(^^ゞ
ジョウ・シュンとヴィッキー・チャオの美しさと儚さが、切なく心に残るような物語でした。
純愛って強いなあと思いながら観ていました。
若き将軍に一目惚れしてしまった美しい妖魔の物語です。
盗賊に囚われていた小唯(ジョウ・シュン)は、盗賊退治に来た将軍の王生(チェン・クン)に助けられました。
小唯は妖魔だったので本当は助けなど要らないくらい強かったのですけど、
助けられた時、彼女は一目で王生に恋してしまいます。
そのまま、王生の同情を得て、家まで付いて来ることに成功しました。
でも、王生には愛する妻・佩蓉(ヴィッキー・チャオ)がいました。
佩蓉は夫が美しい女性を連れ帰ったことに心穏やかではありませんでしたけど、
夫が気の毒に思った小唯を妹のように親切にします。
そして、その頃から町に心臓を盗られる殺人事件が連続して起こり始めました(>_<)
それにしても、本当にジョウ・シュンとヴィッキー・チャオは綺麗ですね~
二人の儚げな美しさがスクリーンに映し出されると、見入ってしまいます(^^ゞ
展開的には小唯と王生のラブストーリーというよりも小唯vs佩蓉という感じだったので、
二人の美しさと共に、ひとりの男を愛するがゆえの演技に引き込まれました。
アクションとしてはそれほど派手では無かったですけど、ドニー・イェンと言えども
妖魔対人間だと妖魔が圧倒的に強いのもちょっと面白かったです。
観終った時、友達が王生はハンサムだけど、やっぱりドニー・イェンの役の方がいい男だったよね!と
力説していて、思わずうなずいてしまった1本です(^^ゞ
監督:ゴードン・チャン 出演:ジョウ・シュン ヴィッキー・チャオ チェン・クン スン・リー チー・ユーウー ドニー・イェン
2008年 シンガポール/中国/香港 原題:畫皮/PAINTED SKIN
(20120822)
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