石垣島ラー油の生みの親である夫婦の物語を描いたドラマです。
あの有名なラー油がどんなふうに誕生したのか気になってチャレンジしてみました。
パワフルな夫婦の明るさと前向きな行動力に元気をもらえるような作品でした(^^)
観ていたらどんどんお腹が空いてしまいました(^^ゞ
石垣島に東京から移住してきた夫婦の物語です。
フリーライターの歩美(小池栄子)は中国人のギョウコウ(ワン・チュアンイー)と結婚して5年目。
国際結婚なので国籍は違うのですけど、共働きの夫婦として東京で仲良く暮らしていました。
ある日、カメラマンのギョウコウが勤めていた出版社が倒産してしまいます。
その話を聞いた歩美は、えっ!と驚いた後に、ふと表情を変えてニヤリと笑うと“ラッキー”と呟きます。
これを機会に今まで行ってみたかった石垣島へ旅をしようと考えたのです。
そして早速、石垣島へたどり着いた二人は、そのままそこで暮らすことにしてしまいました(^^ゞ
それにしても、自由で面白い夫婦ですね~!
特に奥さんがパワフルです。石垣島の店の料理に感動したら、そこで働くことにしてしまうし、
道端でナンパされたらその人を保証人にアパートを借りてしまいます。
だんなさんもその人の畑で働くことになり、とりあえずの生活基盤を確保してしまいます。
そして、二人でフリーマーケットのために創り上げたラー油が後に大評判になるのです。
もちろん全てがトントン拍子ではなくて、最初の頃はラー油は全く売れずにガッカリしたり、
心のすれ違いから辛い喧嘩をしてしまったりと苦労も多々あります。
でも、その度に美味しそうな料理が登場して、夫婦共々笑顔を取り戻していくのです。
この料理が本当に美味しそうで、思わず食べに行きたくなってしまいます~
そこにあのラー油をたっぷりかけたら、もう観ている方もたまりませんよね(^^ゞ
観終った時、美味しい料理を楽しく食べるっていいなあと思いました。
ところどころで登場する景色も美しくてうっとりしました。
いつの日か石垣島へ行ってみたいなあとちょっと思った1本です。
監督:平林克理 出演:小池栄子 ワン・チュアンイー 深水元基 吉田妙子
2012年 日本
(20121020)
→
公式サイトはこちらへ http://www.penguinfufu.jp/