フランケンウィニー

1984年にティム・バートン監督が制作した短編映画をもとに、3Dで新たに創られたアニメです。
可愛い愛犬スパーキーがストップモーションアニメで甦ると聞いて楽しみにしていました。
パワーアップした愛らしさに加えて不気味さも相変わらずで、妙にワクワクするような物語でした(^^ゞ

こんな愛犬がいたら、ずっと一緒にいたいよねと思いながら観ていました。

孤独な少年ヴィクターと愛犬スパーキーの物語です。
ヴィクターは一人でいるのが好きな大人しい男の子です。
いつも学校から帰ると屋根裏部屋で映画を作ったり、科学の実験をしています。
彼の友達は愛犬のスパーキーだけでした。

そんな息子を心配したお父さんは、ヴィクターに野球を勧めます。
仕方なくヴィクターは父母とスパーキーと一緒に出かけると、少年野球の練習試合に参加しました。
対戦するのは同級生のトシアキのチームです。
完全試合をしたこともある優秀なトシアキの投げる球は速くて、
普段ならヴィクターのバットはかすりもしません。

でも、今日のヴィクターはとても上手く打ち抜き、打球はホームランになります。
実は同級生のフシギちゃんから、今日は何か特別なことが起きると伝えられていたのです。
でも、その特別なことはホームランだけでは終わりませんでした。
打球を追ったスパーキーが道路に飛び出すと、車にはねられ息を引き取ってしまいます。
でも、ヴィクターはどうしてもスパーキーの死が受け入れられませんでした(T_T)

それにしても、美しいストップモーションアニメでした～
最初はＣＧアニメかと思うほど豊かな表情と滑らかな動きでした。
そんな映像が3Ｄになると、違和感のない自然な映像に見えるのが面白かったです。
また、ヴィクターの同級生たちがみんなどこか妙でおかしなキャラクターなのも面白かったです。
そして、そんな彼らが町中を巻き込んで起こす大騒動は、
子供の頃に観た特撮映画のようで楽しかったです(^^ゞ

観終わった時、スパーキーみたいな愛犬が欲しくなりました。
いやいや、でも何度でも甦るのってやっぱり怖いかもとちょっと思った１本です。



監督：ティム・バートン　声の出演：キャサリン・オハラ　マーティン・ショート　マーティン・ランドー　チャーリー・ターハン　アッティカス・シェイファー　ウィノナ・ライダー
2012年　アメリカ　原題：FRANKENWEENIE
（20121129）

→公式サイトはこちらへ　http://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/



追伸
この映画は試写会で観ました。3Ｄ吹替版です。公開は12月15日以降の予定です。

追伸2
もうすぐ終わってしまいそうなので、2Ｄ字幕版を観て来ました。
英語の声も可愛くて楽しかったです。
やっぱりスパーキーは最高にキュートでした☆
（2013012）