戦いに絶望を感じ、人々の痛みに涙する女の子だからこそ人々に共感されるのねと納得でした。
戦いに勝利した
前作の続きから始まる物語です。
ハンガー・ゲームで生き残ったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は
ゲームの中で結ばれた恋人という設定の下で近所に暮らしていました。
カットニスに本当の恋人ゲイル(リアム・ヘムズワース)がいるということは、公的には秘密です。
そんな状況にカットニスも、彼女のことを本当に好きなピータも上手く対処出来ていませんでした。
そんな中、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)の独裁に虐げられてきた人々に独立の兆しが出てきます。
押さえつけようとする政府に対し、各地区の人々が対抗し始めたのです。
前回のゲームで二人が生き残るためにラストを歪めてしまったカットニスは、人々の希望と共に
その革命の象徴にされ始めました。
各地区を回る凱旋ツアーに出るカットニスに対し、スノー大統領は
家族を守りたければ彼女が政府に従順であることを証明せよと脅します。
彼女は何とか大人しくしようとしますけど、人々の悲しみと怒りを感じるにつれ、
政府に反抗する想いは隠せなくなります。
そして、とうとう大統領はカットニスを抹殺するために動き始めてしまいました(T_T)
それにしても、相変わらずジェニファー・ローレンスは華がある女優さんですね。
戦っている姿は地味なのに、なぜか惹きつけられてしまいます。
葛藤しながらも優しい心を失わず、命の危険に怯えながらもピータを守ろうとする
主人公カットニスそのものに見えてくるからでしょうね。
また、映像も俳優陣も素晴らしい上にストーリーも盛り上がっていってドキドキしました。
そして、最終章の展開がとても楽しみになっていきました。
観終った時、カットニスの活躍をもっと観ていたいのに!と思ってしまいました(^^ゞ
続きは早く知りたいけど、ジェニファーのカットニスと一緒に、この物語の終わりを見届けたいので、
原作を読むのは次作を観るまでお預けにしようと思った1本です。
監督:フランシス・ローレンス 出演:ジェニファー・ローレンス ジョシュ・ハッチャーソン ウディ・ハレルソン エリザベス・バンクス リアム・ヘムズワース レニー・クラヴィッツ フィリップ・シーモア・ホフマン スタンリー・トゥッチ ジェフリー・ライト サム・クラフリン リン・コーエン ジェナ・マローン ドナルド・サザーランド
2012年 アメリカ 原題:THE HUNGER GAMES: CATCHING FIRE
(20130104)
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公式サイトはこちらへ http://www.hungergames.jp/vf