攻殻機動隊のARISEシリーズ最終話です。
前作が素子の真剣な恋愛編だとしたら、今回は公安9課の素子誕生編です。
電脳ウィルス事件の謎の解明と有無を言わせない展開に、1時間があっという間に過ぎ去りました~
やっぱり戦う素子はカッコいいリーダーでした(^^)
クリスマスを控えた冬の都会で起きた事件から始まる物語です。
とある企業の祝賀パーティで事件が起きるという情報が公安9課に入りました。
その企業には問題が多く、ビルの外では活動反対のデモで人が集まっています。
素子は隣のビルから街の様子を見ながら、敵が特定されるのを待っていました。
その時、警備をしていた機動隊が突然にデモの人々に向かって無差別に発砲し始めます。
それほど大勢の電脳ハッキングはありえないため、素子はウィルスによる電脳操作だと判断します。
そして、ウィルスを撒く指示を出したと思われる者を探していたところ、一人の少女が見つかります。
でも、彼女の様子は不自然で、しかも別の組織に命を狙われていました。
それにしても、素子はタフですね~
前回は女性らしい素子だったのですけど、今回は完全に戦う素子です。
人々を操ってしまうウィルスを発明したのは誰か。その目的は?
そして、犯人を追うにはどうしたら良いかを仲間たちと話し合っていくうちに、
次第に真相へと近付いていきます。
それは願いと人間性の喪失の果てに、全てを捨てて行こうとした人間たちの生き方でもありました。
この1年、楽しみにしていたシリーズが終わってしまう…と思っていたら、
来年に劇場長編作が公開される予定なのですね~
9課に来た素子と男たちの活躍を来年の公開まで楽しみに待っていようと心に決めた1本です。
監督:工藤進 声の出演:坂本真綾 塾一久 松田健一郎 新垣樽助 咲野俊介 中國卓郎 上田燿司 中井和哉 沢城みゆき 茅野愛衣 小野賢章 浅野まゆみ 慶長佑香 久川綾
2014年 日本
(20140909)
→
公式サイトはこちらへ http://www.kokaku-a.jp/