世界をまたにかけて大活躍していました(^^ゞ
老人ホームの部屋の風景から始まる物語です。
100歳の誕生日を迎えたアラン・カールソン(ロバート・グスタフソン)が部屋でぼーっとしていると、
小さな爆発音が外から聞こえてきました。近所の子供が火薬を爆発させて遊んでいたのです。
子供の頃から爆発が大好きだったアランは、思わず窓を開け放つと部屋を後にして外の様子を見に行きました。
でも、子供はアランの姿を見かけると逃げていってしまいます。
爆破が見られなくなったアランは、そのままバスのステーションへ向かいました。
ステーションの窓口で、直近に発射するバスの手持ちの金額で行ける所までの切符を買った時、
大きなスーツケースを引き摺った荒々しい雰囲気の若者がやって来ました。
その荒っぽい若者は、トイレに行きたいのにスーツケースが個室へ入らなくて困っています。
そして、数分後のバスに乗らなくてはならないアランに持ってろとスーツケースを手渡して
自分は個室へ入ってしまいました。
でも、ちょうどその時、外にアランの乗りたいバスが到着します。
すると、アランは何も考えずに、スーツケースを持ったままバスへ乗り込んでしまいました(笑)
それにしても、可笑しくて楽しい主人公です~
何故か子供の頃から100歳になるまで、爆弾や爆発をきっかけに人生の転機が訪れています。
そして、よく考えるとトラブルメーカーというか、他人を事件に巻き込みながら、
時には自分も巻き込まれながら前へ進んで行きます。
かなり無謀なことをいろいろしているのですけど、ちょっと可愛くて憎めないおじいさんでした(^^ゞ
そんなおじいさんがスーツケースを巡る騒動を起こしていきます。
というか、騒動の張本人なのに我感知せずで過ごしていくのです。
その佇まいが妙に可笑しかったです。
そして、巻き込まれていく人が人生を大きく変えていく展開はちょっとワクワクしました(^^)
(あ、でも怖いところもありましたけど^_^;)
キャラクターも展開も魅力的で最後まで目が離せませんでした。
観終った時、こんな100歳になれたら最高だなあと思わず考えてしまった1本です。
監督:フェリックス・ハーングレン 出演:ロバート・グスタフソン イヴァル・ヴィクランデル ダヴィド・ヴィバーグ ミア・シュリンゲル イエンス・フルテン アラン・フォード
2013年 スウェーデン 原題:THE 100-YEAR-OLD MAN WHO CLIMBED OUT THE WINDOW AND DISAPPEARED
(20140925)
→
公式サイトはこちらへ http://www.100sai-movie.jp/追伸
この映画はジャパンプレミアで観ました。公開は11月8日以降の予定です。
追伸2
今日は監督さんとスウェーデン出身のLiLiCoさん、そして何故か綾戸智恵さんがトークに来ました。
二人の女性陣の元気なトークを聴きながら、監督さんはニコニコと楽しそうに佇んでいました(^^ゞ
ちょっと面白かったです☆