スーザン・コリンズ著の同名小説を映画化したシリーズ第3弾です。
前作のラストが大変なところで終わったので、続きも楽しみにしていました。
助けられたカットニスの運命は革命と共にさらに過酷になっていきました~
一人の少女に背負わせるにはキツイなあと胸が痛くなりました(T_T)
助けられて目覚めたところから始まる物語です。
助けられたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は第13地区にいました。
ここにはコイン首相(ジュリアン・ムーア)の指導の下、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)の打倒を目指して
必死に政府軍への戦いを挑んでいる人々が集まっていました。
コイン首相はカットニスに反乱軍の旗印になるよう依頼します。
戦うことに疲れた彼女はその依頼を断りますけど、頼るすべの無い家族や
政府に捕まったままのピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)のことなどもあり、最後には肯きます。
そして、敵の手にあるピータはプロパガンダ放送に利用され、映し出されるたびにやつれていきました。
それにしても、一人の少女がこれほどの運命を背負うなんて過酷です(T_T)
完全に革命の象徴にされてしまうのです。
政府軍もさらに彼女への攻撃を強めて、彼女が接触した人々は政府への反逆者とみなされ、
例え病院であろうと政府軍の攻撃対象になります。
そんなふうに、じわじわと追い詰めていくスノー大統領のやり口がとても怖かったです。
あと、前作で政府に捕まってしまった仲間たちの運命も判明します。
特に敵に利用されながらもカットニスを助けるために必死に危機を知らせたピータは
さらに厳しい事態に追い込まれます。
その状況がわかるラストはかなりショックでした。
このシリーズもあと1作で終わります。
もう、ラストがどうなろうと、カットニスとピータには幸せになって欲しいなあと願った1本です。
監督:フランシス・ローレンス 出演:ジェニファー・ローレンス ジョシュ・ハッチャーソン リアム・ヘムズワース ウッディ・ハレルソン エリザベス・バンクス ジュリアン・ムーア フィリップ・シーモア・ホフマン ジェフリー・ライト スタンリー・トゥッチ ドナルド・サザーランド
2014年 アメリカ 原題:THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY - PART 1
(20150327)
→
公式サイトはこちらへ http://www.hungergames.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は6月5日以降の予定です。